責任論②
松山城土砂災害の速報を聞いた時
瞬時に責任論との関連性に違和感を感じた
「江戸時代から戦前までの盛土」
・・・・・・ 通常想定されない被害者・第三者の行動や、自然力によって生じた危険に対する安全性までは要求されない(最判平成5年3月30日民集47巻4号3226号)
発災直後から公表されていた、江戸時代から戦前にかけての盛土や城壁の一部や、瓦などにこだわるのは
この過去の偉人を「第三者に該当させる目的ではないのか?」
原因究明が責任回避に利用されている可能性があると言う疑惑
水の流れ
これも発災直後からパイピングホールがある等と言う現地踏査結果
調査員しか判らない情報。しかし、この発災直後の情報には不誠実な公表があった
『地下水』
災害の要因が「自然力によって生じたもの」と紐づけすのるに、地表から見えず、予測不能に結びつけやすい事から『地下水』は実に都合は良い。
擁壁と盛土の撤去
技術検証委員会では擁壁・盛土が撤去されていた事を強調している。
これは工作物が無くなった事を説明している
検証する範囲を広げ精度を上げれば検証委員会の主張が成立していない事が浮かび上がってくる。擁壁を撤去した後だからと言って、この関係性が無くなるわけではない。
偏った方向性
発災直後の公表から、民法上の工作物設置責任に問われないかのように下記の2点に着目しているのではないかと感じてしまう。
・第三者の行動(江戸時代から戦前までに行われた盛土)
・地下水(予測不能な水の流れ)