「優しいを超えていた」国立台湾大学で一年目を過ごした留学生の留学生活に迫る!【台湾留学】
こんにちは!タピオカ留学です!
今回は國立台灣大學の工商管理學系(商業管理学部)に通うSさんにインタビューさせて頂きました!
國立台灣大學(NTU)は、台湾を代表する総合大学で、1928年に設立されました。その教育と研究プログラムで、世界的な評価も受けています。
台北市内に位置するキャンパスはとても綺麗で、国際的な環境があるのも特徴です。学生たちは幅広い知識とスキルを習得し、国内外での活躍の機会を得ることもできると言われています。
また、日本でいう文科省的な存在である教育部の昨年のデータによると、33422人の学生(学士、修士、博士の合計)がいるという非常に規模の大きな大学です!
そんな環境での大学生活とはどんなものなのでしょうか?
留学のリアルに迫ります!
はじめに
—この度はインタビューを受けて頂きありがとうございます!早速お話始めさせて頂きます!Sさんは今、國立台湾大學に通われているということで合っていましたか?
Sさん:そうです!工商管理學系(商業管理学部)で学んでいます。
—なるほど!ちなみに学年的には一年生ですか?
Sさん:そうです!この前一年生を終えましたね。
(インタビュー時)
—どうでしたか?この大学一年生の一年間を振り返ってみると?
Sさん:うーん、とりあえずめちゃめちゃ早かったですね。一瞬で大学一年生が終わったなって。多分そう思うのって、ほぼ全部のことが自分にとって初めてのことで新しくて、刺激的な日々だったからなのかなって思います。
部活やサークルに参加すること、委員会に参加することもそうですし、友達との会話で新しい単語をどんどん見つけていくこと、文化の違いを体験すること。本当に新しいことで溢れていたと思います。
台湾留学のきっかけ・普段の授業
—それでいうとそもそもどうやって台湾留学という選択肢を知ったのですか?
Sさん:学校の先生に勧められてですかね。元々中国語を習っていたり学校でも中国語を教えていたのもあって中華圏の留学を勧められて、最初は大陸の方を考えていたんですけど「台湾もいいんじゃない?」と言われたのがきっかけですね。
それから母とも話して「良いかもね」となり、資料を調べ始めるという流れで進んでいきました。
—なるほど!そこから「じゃあ実際行こう!」という風に思うようになった理由などはありますか?
Sさん:結論から言えば、日本の大学より海外の大学に行きたいなという意思があったことですね。高校一年生の時にオーストラリア留学に行って帰ってきた時に、自分には海外の生活の方が合っているなと感じてからそう思うようになりました。
—具体的にどんな部分が自分に合っているなと感じますか?
Sさん:意見や自分の気持ちとかをどんどん自由に表すところですね!変に謙虚である、恥ずかしがるみたいな風にさせる空気が無いのですごく伸び伸びといられる感覚があります。
—なるほど。そんな海外の地で今大学に通って授業を受けたりしていると思うんですけど、現在授業をしていてどんな感じですか?
Sさん:形式ですか?授業は中国語でパワーポイントやテキストが全部英語みたいな感じですね。
雰囲気的なものでいうと自分の受けたい授業はしっかり聞きに行くし、これは大丈夫だというものは行かないというかで、自分で自分の時間をコントロールするのがすごく「大学生」を感じる部分ではありますね。
—確かにそうですね!
Sさん:あ、あとこっちの大学は学生と教授のやりとりが「双方向になるように」というのを意識しているのかなと感じますね。
試験後の教授に関するアンケートで「日頃から学生とのやりとりをしているか」なんて項目もありました。
—わぁ、そうなのですね!それでいうと周りの学生はどんな感じの人が多い印象を受けますか?「台湾大学ともなれば!」みたいなイメージを持つ人も多いのかなと思われる人もいるのかなと。
Sさん:やはり台湾で1番の大学なので、まずみんな賢すぎますね。自分じゃ思いつかないアイデアを浮かんだり、様々な解決方法を持っていたり、自主的に行動したり、敵わないところが多いなと思います。
あと真面目な人が多い印象も受けます。勉強面でもそうですし、活動に参加しても生半可な気持ちで参加しているんじゃなくてしっかりと取り組んでいて、良いものに仕上げようという気持ちが強いような気がします。
けれど全体的に堅苦しい印象は全くなくて、フラットな感じでみんな和気藹々としています!ふざけることが好きな人もいますし、それぞれがそれぞれの特徴を持っている感じです!
—なるほど!やっぱりすごいなぁと思うと同時に、外からだと感じることの出来ない、そんな雰囲気もあるんだということが新たな発見になりました!
サークル・大学のイベント
—話は変わりますが、サークルなどには入られていたりしますか?
Sさん:テニスのサークルに入っています。週二回の頻度で活動しています。練習終わりには学校周りのレストランでみんなでご飯食べに行ったりもします。
休日とかでもサークルの友達と校内や公園で練習したりとか、普通に遊びに行ったりもしますね。先輩たちも声かけてくれて出かけたりもします。サークルのおかげで行動範囲が広がったと思います!
—大学のイベントは何かあったりしますか?
Sさん:まず運動会があります。12月に2日間に渡ってあったのですが、走り高跳びとかやり投げとか結構ガチな陸上競技系もあれば、お遊びみたいな感じで二人三脚とかもあったりしました。学部対抗リレーとかもあるという感じで、参加はどれも自由となっていましたね。
あとは杜鵑花節ですね。杜鵑花というのが大学の花で、学校説明会みたいなイベントです。中高生が来たりするという風に聞いています。
あとサークルの展覧会みたいなのもイベントかな?メインストリートが埋まるくらいいろんなサークルの説明会とかがやってるという日もあります。
—すごい!色々ありますね!
台湾で生活していて感じること
—こんな感じで一年間色々過ごされたと思うんですけど、台湾のどんなところを好きだなと感じましたか?
Sさん:やっぱり人が温かいところですね。 困ったときもすぐ助けてくれるし、言葉で言いたいけど表現できない時とかに「ゆっくりでいいよ」みたいな感じだし、あと分かんない時は英語でも言ってみなよとか、最悪日本語でいいよみたいな事も言ってくれました。そういう優しいっていうか、もう優しいを超えてるなと思います。
だれも知り合いがいない状態でサークルに行った時も先に声を掛けてくれてそこから輪が広がったりしましたね。もう本当に人の温かさには救われています!
—素敵すぎますね…!そんな経験も経て台湾に来てから自分に変化を感じたりしますか?
Sさん:言語はその1つなのかなと思います。やっぱりこっちに来てから、そもそも日本語を使う環境にないので、自然に中国語を話すことになります。そうやって日常的に使うことによってどんどん台湾化しているみたいな感じです。
そしてサークルに入ること、校隊に入ること、キャンプの主催に携わることなど、全部自分の意志で決めたことです。私生活でも、台湾は外食文化なので3食バランスを考えたりしながら決めなければなりません。
そうやって自分に必要なことを選択していくことが自分の成長につながっていると思います。
これから
—これから頑張りたいことや目標などがあれば教えてください!
Sさん:そうですね、一年生では台湾の生活に慣れようとかサークルに入って交友関係を広げようと思ってそんなに多く授業はとっていなかったので、二年生ではもう少し勉強の方にも力を入れていきたいかなと思います。
—最後にこれから台湾留学をする後輩にメッセージをお願いします!
Sさん:まだ台湾に来たことがなくて不安がある人でも、そんなに心配しすぎなくてもいいのかなと思います。私も「ただ行きたい!」という意思で初めて台湾に来て、結構すんなりと台湾の文化に馴染めることができましたし、あとは台湾が好きっていう思いが台湾人に伝われば乗り越えられることも多いと思うので、自分のやりたいことを信じてやればいいと思います。
頑張っていきましょう~!
以上、Sさんインタビューでした!
ほぼ日本語以外の言語を話して生活する環境であっても、自分でしっかり決めて様々なことに向かっていく姿が素敵だなと思いました。
それと同時に、自分も何かしたいなとエネルギーを貰えるようなそんな時間になりました。
ありがとうございました!
執筆:Eito、サムネイル:Rin
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