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「え!台湾では中秋節を○○して楽しむ?!」知られざる台湾の中秋節について!

こんにちはARCHです!

突然ですが皆さん「中秋節 zhōngqiūjié」という日をご存じでしょうか?

中秋節とは旧暦の8月15日を祝うもので、日本でいう「十五夜」に当たります。
日本で十五夜のこの日はお月様を見ながらお団子を食べたりするというのが風習かなと思います。

しかし!台湾の中秋節は同じ過ごし方ではありません!

では一体どのように過ごすのでしょうか!?

留学に来ている学生も、「あぁ、せっかく台湾にいるのによくわからずに中秋節が終わってしまった、、、」なんてことになってしまってはもったいないですよね。せっかくなら楽しみたい!

「留学生・台湾が気になるあなた」必見の内容です!

それでは早速、見ていきましょう!



中秋節とは?

中秋節zhōngqiūjiéは、中国の伝統的な祭りの一つで、中国本土から台湾にもたらされたものです。この祭りは、月が最も明るい時にかけて開催され、農業と収穫の感謝を表す意味があります。

中秋節の背後には、伝説的な仙女「嫦娥」の物語があり、この物語は中国や台湾の文化において重要な役割を果たしています。

ですが「中国ほど神話をそれほど気にして過ごすという空気は無くて、ただみんなと楽しむ日という感覚だよ」という台湾人のお友達の声もありました。

時期としては旧暦の8月15日にあたります。(2024年は9月17日です!)

この日は中華圏における伝統的な祝日となっていまして、特に台湾では1年間の重要な祭り(春節、端午節、中秋節)の一つです!


中秋節をどう過ごす?

中秋節の満月には「円満」という意味もあり、家族で集まって一家団らんする、というのが最も主流な過ごし方です!

また、学生世代には友達と集まるという風に答えてくれた方もいました。

そして、この日には決まってよく食べられるものがあります。

まず月餅yuèbǐng(げっぺい)です!
丸い形が家族円満を象徴しているとか。
お饅頭がイメージ的には近いかなと思います。

「廣式」、「蘇式」、「京式」、「港式」、「台式」と多くの種類があるそうで、形状や見た目、中の餡などが種類によって異なるようです。
(写真は台式)


次に、柚子yòuzi(文旦)です。
日本のゆずや文旦とはまた少し異なるフルーツです。

柚子の中国語の発音が「祐子yòuzi(子供を守るという意味)」と発音が同じのため、縁起がいいと言われることから台湾では食べられています。


そして、この日のメインディッシュと言ってもいいかもしれません。
烤肉kǎoròu(BBQ)

この日は街中の多くの場所でバーベキューを楽しむ人たちが見かけられます。

ちなみにもともとは中秋節にバーベキューをしてはいなかったそうですが、萬家香という会社のバーベキューソースのCMがきっかけで中秋節には烤肉をするようになったとか。


また、この日は月がとても明るくて丸く一年の中で特に美しいため、月を見て楽しみます。
そして、中には仙女棒xiānnǚbàngというスパーク花火のようなもので遊ぶよと言う声も中にはありました!


おわりに

いかがでしたでしょうか?

私たちの過ごす十五夜とはかなり違いがあったのではないでしょうか?

台湾の中秋節は、台湾文化を理解し、台湾の人々とのつながりを強化する絶好の機会です!

この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました!

執筆:Eito

『台湾留学したいけど、何から始めれば良いの?』

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