「社会学部って何してるの?」台中の東海大學で社会学科に通う学生の留学生活とは!?【台湾留学】
こんにちは!タピオカ留学です!
今回は台中の東海大學社會系に通う稲垣歩実さんにインタビューさせて頂きました!
東海大學は台中に位置する自然豊かで広大なキャンパスが特徴の大学です。学業面では幅広い分野に目を向けることを推奨しており、AI分野や自身の専門分野を超えた学びの機会も多くあります。そして台湾では数少ない社会学部のある大学の1つです。
歩実さんはその社会学部で学ばれています。「社会学ってあんまりイメージつかない」「実際社会学部って何をしているのだろう?」と思った方必見です!
留学のリアルに迫ります!
自己紹介
―こんにちは!この度はインタビューを受けて頂きありがとうございます!早速、インタビューを始めていきたいと思います。まず簡単に自己紹介をお願いしてもいいですか?
歩実さん:こんにちは、稲垣歩実(いながきあゆみ)です!東海大學の社會系(社会学科)で学んでいます。夏休みが明けたら四年生になります。よろしくお願いします~!
―ありがとうございます!まずはもう少し歩実さんについてお聞きできたらなと思います。趣味などはありますか?
歩実さん:うーん、「これがすごく好きです!」という趣味は特に無いかもしれないですね。あ、でもアニメは見たりもしますね。台湾人には日本のアニメとか好きな人も多いのでそれを話題にできたたり、振られた話に反応できたりしてます!
―確かに結構日本のアニメの話題を振られたりもしますよね。「え、見てないの?!」と逆におススメしてもらうことも私はしばしばです(笑)
歩実さん:あとやっぱりk-popとかも好きな子も多めかなという印象です!この辺の趣味があると繋がれる友達はきっといると思いますね。
―なるほど、休み中にチェックしておきます!
―少し話題は変わりますが、何か台湾のお気に入りのものなどありますか?
歩実さん:そうですね、台湾のドリンクはかなり好きな方なのかなと感じます。夏の時期だとやっぱり百香QQ(パッションフルーツジュースにナタデココとタピオカが入ったもの)とか百香綠(それを緑茶で割ったもの)などは間違いないですね。冬は温かいミルクティーなどはやっぱり良いですよね。今ではもうこれが飲みたいからこのお店に行こうという風に、飲みたいものによってお店を変えてますね。大学周りのお店ならおススメ出来ますよ~!
―わあ、今度ぜひおねがいします~!
留学生活について
―ここからどうして台湾留学をするに至ったかについて話を移していけたらなと思います。
まず歩実さんはそもそもどうやって台湾留学という選択肢を知ったのですか?
歩実さん:台湾大学進学予備校サポートセンターというところから家のポストにDMが投函されていてそれを見て台湾留学を知ったのが最初です。
―なるほど直接そんな投函があったのですね!当時海外留学には興味はありましたか?
歩実さん:高校で国際関係のことが勉強できるコースに入っていて、漠然とでしたが海外留学に行ってみたいなという気持ちがありました。それでもそれまでは海外留学=アメリカやヨーロッパなど英語圏というイメージがあったので台湾留学という選択肢は新鮮でした。
調べてみると台湾は治安も良さそうで食も美味しい、そして学費も日本の大学に行くのと大きく変わらず行けるということがかなり好印象でした!
中国語(台湾華語)は英語と違い、まだ多くの人が学んでいる訳ではなくてみんなほぼゼロから学び始めるという部分もポイントでしたね。
―そうだったのですね!それでいうと台湾留学に行こうとはっきり決めた理由などはありましたか?
歩実さん:うーん、色々な要素がありつつピンときたという部分が大きいような気がします。例えば、模試を受け始める時期だったんですけど特に将来の夢とかが分からなくてどんな日本の大学・学部に行きたいとかも分からなかったんですよね。適当に選ぶのはもったいないなと思った時に、海外大学だとたとえ授業が何も身にならなかったとしても少なくとも言語は習得できるなと。あと親が意外と反対せずに良いんじゃないと言ってくれたことも大きかったです!
―なるほど!確かに親が賛成してくれるのは大きいですね。
―それでいうとどうして今通われている大学を選ばれたのですか?
歩実さん:学部から大学を探し始めて申請した結果という感じですね。社会学部がある大学をバーっと挙げて予備校の先生と自分のレベルを考慮したりして第三希望まで絞りました。それから合否の発表があって奨学金など色々考慮した結果今通っている東海大學に決まりました。結果的に自分にすごく合っているなと感じます!
―どんな部分が合っているなと感じますか?
歩実さん:環境的な部分だと交通が便利で天気がいいこと、そしてなんか台中が自分の出身と似た空気感があるような気がしてて。あと大学に日本語学科があるということもあり日本人に対して友好的だったり、緑豊かなキャンパスという部分ですかね。
あ、あと社会学部の先生がアメリカの大学院出てますとか留学経験者が多くて、親身になってくれることですね。本当に救われています!
―良いですね~!あ、ちなみに社会学部を選んだのはどうしてなのですか?
歩実さん:そろそろ学部を考えないとなという時期に、予備校から社会学部に行く先輩が何人かいて「社会学部って何なの?」と聞いたときに、この世界で起きている問題や社会のことについて幅広く学ぶんだよと教えてもらいました。なんとなく面白そうだなとか、人間として成長出来そうだなと感じました。
将来直接使えそうというところから言えば國際貿易や企業管理が浮かんだのですが、それだけでその方面の学部を選んだらきっとしんどいだろうなと思い、少しでも自分の興味がある方を選んだという感じですね!
―やっぱり、自分の興味があることを選ぶのは大切ですよね。
歩実さん:ですね!それでいうと東海の社会学部のカリキュラムは卒業単位128単位の内半分の64単位を自分で選べるんですよね。自由度が高く自分の興味に基づいて学べる部分が大きいのでとても楽しいなと感じています!
―なるほど、社会学部の特権ですね!それでいうとどんなことが学べていますか?
歩実さん:ざっくり言うと一年生では社会学でこんな領域を学ぶよみたいなのをバーっと勉強して、二年生では社会統計学を学んで分析力をつけて、三年生ではそれら基礎知識を使って実際にアンケートを作って分析して論文にするなどをしてきましたね。だんだん実生活に近づく感覚があります!
選択科目ではほんとに色々ありますよ。例えば恋愛社会学とか青春社会学なんてものもあります!
ーすごい!そんなものまで!
ー少し話は変わりますが、中国語の勉強や台湾に行ってから言語面で大変だったことはありましたか?
歩実さん:発音と声調ですね。今でも完璧になれないですね。でも予備校時代に一日教科書を一ページ音読して録音を先生に確認してもらうという課題をしていたのですがそこで上達したかなとも感じます。やっぱり地道にやっていくしかないのかなと。
それと同時に中国語能力という大きな枠組みをリスニング、単語とか細かく分けて考えることは大切だと思いますね。
あとは予備校の先生が話す中国語と実際に台湾に行って聞く中国語はギャップがあると感じますね。慣れていくので大丈夫だと思いますが事前に頭の中にあると心配が少ないかなぁと。
―なるほど。留学していて他に大変なことはありましたか?
歩実さん:そうですね学部のことでいうと文章を多く読むこととレポートが多いことですかね。なんかレポート学部みたいに呼ぶ人もいるらしいです(笑)
生活面でいくと生活費を自分で管理するのに慣れるまでが大変だったかもしれないですね。日本円の感覚だとこれは使い過ぎになるのか?とかちょっと困った記憶があります。
―歩実さんはどんな所に台湾の魅力を感じますか?
歩実さん:自分が結構適当な人間ということもあるんですけど、台湾人のいい意味でルーズで適当なところは結構好きですね。ゆったりしているというか。
あとは日本を好きと言ってくれる人が多いことですかね。そういう部分に価値を感じているんだなど発見をさせてもらえたりもして、日本にいる時よりも自分が日本を誇らしく思えるというか、純粋に嬉しいなと感じさせてもらえますね!
―留学に来る前と今で自身の中に変化を感じますか?
歩実さん:考え方に変化があって、より自分の自然体でいられるようになった気がします。何というか台湾に来る前は日本の同調圧力というかそういう雰囲気を気に掛けることもあったのですが、台湾に来てみるとやはり自分はそもそも周りと「日本人」という違いがある。なので人と違うことには慣れていって、そこでふと今まで自分を削って何を守っていたのだろうと思いました。それから私が自分の自然体でいられるようになってきているなと感じますね。
これから
―もし、これからどんなことをしていきたいかなどがあればお聞きしたいです!
歩実さん:うーん、特にやりたいこととかはまだないんですけどストレスフリーにいたいなとは思います。潰れちゃったらどうしようもないので。
あ、でも海外は巡りたいですね。五大陸制覇くらい色んな所に行ってみたいです!
―これから台湾留学を目指す後輩にメッセージをお願いします!
歩実さん:留学生活は簡単ではないと思います。むしろ大変なことが多いかもしれません。でも必要以上に怖がる必要は無いとも思います。しっかり自分の中で心構えがあれば肩の力を抜いても上手くいくと思います!
なので自分の中で留学への思いをしっかり持ち、甘く見ず、気負い過ぎないような姿勢でいる。そう心掛けられていれば留学生活は自ずと良い時間になるんじゃないかなと思います!
以上、稲垣歩実さんインタビューでした!
社会学部は学びや自身の興味を深掘っていけるような環境があり、とても可能性に満ちており、魅力的だなと感じました!
そして留学というものについて、私も本当に大切にしたいなと思う心掛けをお聞き出来ました!
ありがとうございました!
執筆:Eito
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