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ポジティブは時にネガティブ

私は2013年からコンビニで働き始めて、今の店に移籍したのが2018年。
今の店は某大手予備校の校舎の近くにあるため、予備校生のお客様が多い。
移籍した初日、前の店との客層と客数の差に愕然としたのを今でも覚えている。

予備校生も観察していると個性豊か。
会話を交わすことはあまりないけど、半年もするといろいろ見えてくるし、情も湧いてくる。

そんな彼らもクリスマス前くらいになると、ややピリピリした感じになってくる。
年が明けたらセンター試験(今は共通テストか)…そりゃそうか。
声かけちゃうとプレッシャーになるかもしれないし、でも頑張れって伝える術は無いものか。

そんなところから始まったのがコレ。

今年でこれも6回目。
ただの折り紙だし、特にご利益はないけど…。

今年、コレに一番最初に気付いたのは女子2人組。
いろいろ見比べながら選んでいたので、離れたところで見守っていると…

「なぁ、『いつもどおり』ってのもあるで。どう?」
「アカン!いつもどおりやったらヤバイねんて私!マジで!」

え?(笑)
私、いつもどおり、ってポジティブな意味で採用したつもりだったのに、調子落としてる子にとってはネガティブワードになるのか…盲点だった。

言葉って受け取る人によって意味合いが変わるデリケートなものなんだな、と改めて気付かせてもらった、というお話。
とにかく体調だけは崩すなよーと、予備校生に毎日祈るような気持ちでいる。
春になって、あれ?まだいるの?ってことにならないようにね…めっちゃ気まずいから(前例あり)


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