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ドバイ旅で役立ついろいろTips

2024年12月にドバイに行ってきた。ネットにも日本語の情報がそんなに多くない上に時々間違っていることもあったので今後ドバイに行く予定のある人のために私の体験を書いていく。正しい情報かはわからないが「私はこうだった」という一点においては間違っていないのでその旨ご留意されたい。

・基本的にやり取りは英語。
私は英語は全然だが基本的な会話ができれば向こうもこっちの言いたいことを察してくれる。
・女性もけっこう肌を出している。
イスラムの国と言えど観光地なのでめちゃくちゃ肌を出している女性も多い。とはいえ私は一応、長袖長ズボンで行動した。黒いでっかいスカーフを持っていったが、後述するアブダビのモスクで役に立った。
・治安はよい
カフェではテーブルにスマホを置いたまま注文しに行ってるひともいた。まあでも海外のトラブルは解決するのに自国とは比べ物にならないくらい時間も労力もかかるので気を付けよう。
・ショッピングモールがいっぱいある
ショッピングモールがいっぱいある。メインコンテンツと言われても納得するくらいいっぱいある。

航空会社はエティハドだったのでアブダビ空港発着

安い航空券だったので深夜着。0時に現地に着いてドバイまで無料で連れて行ってくれるシャトルバスに乗るって寸法です。バスは2時くらいに出て4時にドバイに着く。旅行サイトでドバイ行きの航空券を予約してこのチケットが出てきたので「あれ?アブダビ発着?」とちょっと混乱するかも。
バス乗り場に停留所の印などはない。乗り場もちょいちょい変わっているらしく、2024年12月時点では到着ロビーの一番端っこの7番出口を出てすぐ右にある場所だった。ここはアブダビの路線バスの停留所もあるが、エティハドのバスは出口からも一番遠い場所にその時は停まっていた。車両背面の電光掲示板に「Dubai」とか「Etihad」とか書いてあったらそれ。わからない場合はバスの近くにいるひとにためらわずにガンガン質問しよう。
ちなみにドバイにあるエティハドのバスセンターでは深夜便着のお客さん目当てのタクシー(白タク)が待っているけど相場の3~5倍くらいの金額を提示されるのでUberとかを使った方が無難。なんでこんなことを知っているかというと乗ったからです。相場的には50~70ディルハムくらいのところを330ディルハムと言われて250ディルハム払って降りました。

深夜着便はアーリーチェックインを活用すると寝れる

ドバイに着いても朝4時なのでしかも12月、真っ暗すぎる。ドバイのホテルのチェックインはだいたい午後2時からだがとりあえず容赦なくホテルのフロントに行ってみる。泊まったのはアシアナホテルドバイでした。12時間のフライトでこちらもボロボロだ。すると有料でアーリーチェックインできるよとのこと。10000円ちょっとくらい?嬉しくて泣いちゃう。「予約は禁煙の部屋なんだけど喫煙の部屋しかないよ。でもめっちゃ消臭するからいったん試してみる?」と提案してくれてたいへんありがたい。ホテルに限らずドバイのサービス業のひとはかなり気を遣って「こういうオプションあるよ」と提案したり「大丈夫?あなたの予約の時間な気がするよ」などリマインドしてくれる印象。おかげで到着日から一日動けました。

地下鉄に乗るためにnolカードを買おう

ドバイは基本的に地下鉄で移動する。滞在期間にもよるがタッチ式のICカード(SUICAみたいな奴)のnolカード(Silver)を買っておけば間違いないだろう。値段が2倍のGoldは先頭の一等車両に乗るためのもの。このカードにお金をチャージして使う。チャージは自動券売機的なやつでできるがカードを買う時は窓口に行くのがいいだろう。最後尾の車両(ピンクのラインが目印)は女性専用車両なので注意。残高が少ないと改札を通れないこともある。私は5.5ディルハムチャージしてるカードでダメだった(最低料金は5ディルハム)。ちなみに通勤時間は日本の満員電車と同じくらい混む。Nolカードはバスも乗れるので何かと便利。

nolカード

ブルジュ・ハリファに行くまで最寄り駅から30分

ドバイに行ったら皆ブルジュ・ハリファ(世界一高いビル、830メートルくらい)に上ると思うけど、ものすごい混雑している。ふらっとタワーの入り口まで行ったら大行列。係の人に「当日券買いたいんだが……」と言ったら「ネットで買うべし」と言われたので出直した。時間帯で区切られていて夕方の綺麗な時間帯のチケットはちょっと高い。

このサイト、買っていないチケットもいつの間にかカートに入っていたりと謎の挙動をするので購入前にいっかいカートの中身を再確認した方がよい。ページのメタ情報もないので「本物か……?」と戸惑いながら購入したが入場できたので本物だった。
チケットは大きく分けて2種類あって、124~125階まで上れるふつうのチケットと148階まで上れるSKYという高いチケット。前者はひとり7500円くらい、後者は16000円くらいから。私は前者を買いました。
日本から予約したぜ~という人に注意してほしいのが、ブルジュ・ハリファまでたどり着くのに駅から余裕で30分くらいかかるということ。時間帯で区切られているチケットなので「ちょうどこのくらいかな」みたいな時間感覚で行動してたら間違いなく焦る。なんでそんなに時間がかかるかというとそもそもブルジュ・ハリファのあるドバイモール(ドバイ最大のショッピングモール)がめちゃくちゃ広いうえにドバイモール駅からドバイモールにたどり着くまでに10~15分かかるから。予約時間の30分前くらいにはブルジュ・ハリファの入り口にいたいので一時間前には駅に着いていたいところ。駅から続く動く歩道を進んでドバイモールに入ったら左に行ってお土産街を通り抜けて正面に紀伊国屋書店が見えたら右に曲がろう。そっから先はこちらのサイトの地図を参照してほしい。

ブルジュ・ハリファから下りるのに一時間

年末に行ったからか日曜だったからかはわからないが私が行った時にはブルジュ・ハリファはめちゃくちゃ混んでいた。そもそもチケットを見せてからタワー上階へ行くエレベーターに乗るまで1時間弱かかる感じに設計されている。
もちろん下りるのも行列に並ばなければいけなくて、最終的に下りのエレベーターに乗るのに1時間くらいかかった。日差しも近くてガラス張りなので太陽光の降り注ぎがすごい、つまり暑い。子供の泣き声もあちこちから聞こえるが、そりゃあ泣くよ……と思うくらい大混雑。なんでエレベーターがこんなに少ないんだ?と一瞬思ったが、SKY専用のエレベーターもあるからか、と納得した。あんなに細いタワーに10も20もエレベーターを設置できるはずはない。しかし覚悟は決めておこう。

高層ビルが並ぶ中でもひときわでかい

パーム・ジュメイラの先にあるものはウォーターパーク

もうひとつ、ドバイに行ったら必ず行くだろう場所に、ヤシの木の形をした人工島、パーム・ジュメイラがある。砂浜から伸びる幹の部分にモノレールが通っているのでそれに乗って移動する。ここには何があるかというと木のてっぺんにあたる部分にアトランティスホテルとアクアベンチャー・ウォーターパークがある。ほかにもホテル的なものはあるっぽいのだが終点である駅にたどり着くとマジでアトランティスホテルのほかにはどこにも行けない感じの地形になっている。いちおう海の方まで歩いていけることは行けるけど、パッと降りた印象としては「テーマパークの入り口専用の駅」という感じ。

車窓から見える園内

なぜならアクアベンチャー・ウォーターパークに行くにはアトランティスホテルを通らないといけないから。ウォーターパークはすごく楽しそうだがお金もないので入り口で回れ右をして海の方を歩いた。アトランティスホテル内には水族館もあり、宿泊者割引の入場料があることを考えるとここに泊まってアクティビティを楽しむぜ!という人のための場所という印象。モノレールの駅は4駅ほどしかないけど途中の駅にはパームジュメイラを一望できる展望台が併設された大きいショッピングモールもあるのでちょっと多めにお金出してAny to Anyチケット(乗り降り自由)を買うといい。あとなぜかこのモノレールの駅のキオスクには大人気のfixのドバイチョコが売っていた。90ディルハムとやや高いが気になる人は覗いてみよう。

日本人はゴールドスークにいる

観光していると日本語があんまり聞こえない。まあ当たり前なのだが街中に日本人率は少ない。しかしゴールドスークに行くと話は変わる。めっちゃ日本語が聞こえる。客引きも日本語を使ってくる。モールとかの客引きは基本的にシェイシェイだったがゴールドスークの客引きはカワイイかオカチマチだ(ガリガリクンというのもあるらしい)。高額の金商品を買う人はこんな記事は読まないだろうからお買い物のコツとかはここでは言及しない。私はテンションが上がって小さい指輪を買った。初心者なのでギネスに載ってる世界一でかい指輪が売ってるお店で買った。

その日の金のレートがショーケースに貼ってあるのでここに商品の重さをかけると原価になる

あっちでもこっちでも値段交渉がされて大変賑やか。タダ水やタダチャイもある。会計時に、店員さんに「ちょっとスマホ貸してくれや。グーグルマップ」って言われて(お勧めのお店でも教えてくれるんか?)と思って渡したら高速でグーグルレビューの文言を打ち始め、「サブミットせい」という言葉と共にスマホが戻ってきた。妙にグーグルレビューが多いけどそういうからくりなん……。まあ仕方ないか……2万円くらいの指輪しか買ってないしな……。日本に帰ってきて税関で几帳面に申告したが(大きさに関わらず申告してねと書いてあるため)「2万円くらいの小さい指輪っす」と告げたら荷物を開けられることもなく通してもらえた。う~ん雑魚ですまん。

スークからアブラ船に乗るときは3番乗り場で現金の準備をしよう

スークとオールドドバイを繋げるアブラ船についての情報はそこそこ日本語であるのであまり言及しないが、「絶対に1ディルハム現金を用意する」「乗り場のインフォメーションセンターでは両替はしてくれない」ことだけは伝えたい。小銭がない場合は乗り場近くに自販機があるのでそこで何かスナックを買おう。私が行った時は対岸行き(オールドドバイに行く船)は3番乗り場でした。

夜のアブラ船も綺麗

アブダビ観光はバスで

前述したようにアブダビ発着便だったのでアブダビ観光もした。帰りのシャトルバスの時間を早めてもらえたので。シャトルバスは空きがあれば予約した時間よりも早く乗せてくれる。電話とかネットとかハードルが高かったので私はバスの発着所に直接行ってその場でいろいろ聞いて交渉した。
アブダビには地下鉄がないので移動は基本的にバス。バスに乗るためのカードは7番出口の近くのカウンターで買える。このあたりに荷物の預かりサービス屋さんがあるのでスーツケースがある人はここで預けよう。
お目当てはUAE最大のモスク、シェイク・ザーイド・グランド・モスクなので「シェイク・ザーイド・グランド・モスクに往復できるくらいの金額をチャージしてほしい」と言ってカードを買った。乗り場はエティハドのシャトルバスとほぼ同じ。やや手前。停留所の表示はないのでバスが来る方向をよく見てお目当てのバスの番号を確かめよう。モスクに着いても地上からは入れず、ビジターセンターから地下のショッピングモールを通って入り口に行くのでその点は注意。めちゃくちゃ商業化されててマジでびっくりした。髪を隠さないと女性は入場できないがスカーフもここのショッピングセンターで買える。

めっちゃ綺麗

帰りのバスはモスクから15分ほど歩いたWahat Al Karamaという公園から出る。ここは水面に映ったモスクの外観がきれいに撮れるのでフォトスポットとしても有名なようだ。本当にバスが来るのか心配になるがグーグルマップを信じて待ったらちゃんと来た。バスの表示が別の番号のものしかなかったので不安だったけど。不安がってたら猫が来て見守ってくれた。

一緒にいてくれてありがとうと伝えて別れた

以上、取り急ぎ伝えたい情報を羅列した。何か気になることがあったら追記していくかも。旅を通じていろいろ「ほ~~~~んなるほど、来ないとわかんなかったな~~~」と思ったこともあったのでそのへんはまた別の記事で。よい旅を。

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