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【無料】日本国債利回りの見通し

投資猫レイです。

植田日銀総裁はついに金融政策を変更しました。

10年国債利回りの上限を1.0%に0.5%から引き上げたのです。

マーケットは、ずっと警戒していました。

黒田前総裁とは明らかに異なる考え方を持った総裁ですから当然です。

その植田総裁がついに政策変更に舵を切ったのです。

・今回の政策変更で、日本の国債利回りはどこに向かうのか。

この点について解説します。

Source, Blackrock


まず当然ですが、先進国の債券利回りは連動します。

このチャートは、米国債10年物利回り(オレンジ)と先進国債利回り(黄色)の推移です。

明らかにこの2つには相関があります。

しかし、日本国債は、日銀の金融政策によって、利回りが強制的に抑えられていました。

本来であれば、昨年の世界的な金利上昇のタイミングで、日本国債の金利も上がっていました。

したがって、日銀の手綱が緩むのであれば、金利が上昇するのは自明です。

また、理論的にも、日本の長期期待インフレ率(1%弱)と潜在成長率(0.5%弱)からすると、10年国債の利回りは1.0〜1.5%程度と考えられます。

いずれにしても、日本の国債利回りが1%に向けて上昇していくのは間違いないと思います。

See you!

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