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春うらら

最近のお仕事の中から・・・

いやはや、頻繁にお問い合わせを海外よりいただくようになり数ヶ月

本業との兼ね合いで海外出張なんて到底できません

というのは言い訳の一つで

英語力が低下しすぎている

というのが一番の問題ですかね

在日ではなく、ついに依頼者が渡航して写真撮影する機会がやってまいりました

事前にいただいた本人写真はお見せできませんがその写真を弄りながら2日ほど悩みました

正当な対価を頂くからにはきっちりとなるべく意向に沿うようにやり遂げなければいけません

素のままではオーダーをこなすことは不可能

本人はモデルなどをしてメイク経験があるわけでもありません

基本はメイクは自分でお願いするスタイルです

「メイクは初めてでどんなのが合うか分からないから教えてほしい」

その一言が飛び出してきました

どんなメイクが合うのか、そこから始まります

外国人は日本人と比べて掘りが深い、影ができやすく光にも気を付けなければいけない

幸いにも撮影経験は役立ちました

写真を引っ張り出しこのメイクはどうかな?というのを探し続けました

ある時、Photoshopで合わせるとバッチリと決まります

デジタル技術の恩恵様様です

こんな感じのメイクで服装はこういう系統で試しておいてほしいというのを伝えました

そして、当日

待ち合わせ場所で見事に変身した姿を見ることになります

本当にこの人でいいのか?と声をかけるのを一瞬、躊躇しました

未成年ということで保護者同伴です

撮影対象は娘さん、だけどお母様も一緒に撮った方が良い感じの雰囲気

可愛くお願いしたいという依頼だったけれども晴天にも恵まれました

森林の中でかっこいい感じにしても撮れる

そう確信しました

そうして出来上がった写真がこちら

※いずれも公開許可済み、複製、二次利用不可

一部だけの掲載ですがいかがでしたでしょうか?

写真を送付させていただくとすぐに返事が返ってきました

感動した、幻想的で素敵などお褒めの言葉ばかり

お母様は8年目ぶり、娘さんにとっては初めてとなる日本の地

素敵な思い出の一つとして加えていただけたようでなによりです

カメラマン冥利に尽きます

同伴で撮影中手持ち無沙汰になり見てるだけというのもアレなので・・・

レフ板を持っていただき光を当てていただく作業をお願いしました

これも通常は一人で行っています

補助を雇えば楽なんですけどね

せっかくなので『こうやって数々の作品たちが出来上がるんだよ』というのを体験していただきました。

基本は一対一で余計な人を入れず密に接することで同じことを話さないでもいいようにするだけでなく、お互いのことをよく知ることができる

そこを重視しております

いつもと違う自分に出会っていただく

そのために必要な密なコミュニケーション

楽しくなきゃ良い撮影はできない

どんな気持ちで訪れるのかを知るだけでもワクワクしてきます

夜人形の館
https://nightdolls-home.com/home/


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あらや
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