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「危機感」を研修!

会津耶麻町村議会議員研修会に参加

10月4日(金)に西会津町議会が当番となり議員研修会が行われました。
第1部は、会津地方振興局企画商工部長の鶴巻貴司氏に『地域の現状と福島県会津地方振興局の取り組みについて』をテーマに県の現状と取り組みついて説明を受けました。
福島県では、震災直後から人口流出が急速に進み人口減少に拍車をかけている状況です。特に人口の維持に重要な若年女性の流出が全国ワーストレベルを推移しています。

社会増減の推移
若年層の社会増減数
男女別若年層の社会増減数の推移

移住者や観光客は増加しているものの…

説明の中で、移住者数の増加(令和5年度会津振興局管内で510人)、観光客数入り込み者数の増加(令和4年度会津振興局管内で1,503万5,000人)が見込まれているとありました。
ただ、全体の減少数と比較すると課題解決には及ばない数であり、一朝一夕に進めることはできないものの、その打開策を探らなければ、統計推移のまま県全体が衰退を辿る未来しかありません。
県だけでなく、各市町村での取り組みも含めて県全体の統計を改善させる方向性に向かわなければなりません。

県には県の役割がある

県としては、特に各市町村の横のつながり(例えば会津では、知名度と人口規模のある会津若松市と喜多方市に移住希望者も観光客も集中していまう)などの取りまとめを行なってほしいと思います。
質疑応答の内容も県としての役割を果たしてほしいとの意見がありました。
まさに危機的状況の中で、市町村と県が認識をひとつにして取り組みを進めていかなければなりません。

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