黄色いスウェットで寝そべってる
今日は平井さんが出てくる夢だった。
JRの宇都宮線かなにかの列車で座っていると、小さな隙間にダイビングするように、黄色いスウェットの男性が座りこんでくる
よくよく見ると平井さんであった。
お互いに目を合わせ、僕は会えた喜びで「平井さん!」と声をあげてしまう。
平井さんは、「おう」と言いながら片手をあげて返事をする。僕と隣の乗客の膝の上の寝転がりながらで、堂々としていたが、どこかオドオドしたところがあった。
そこで目が覚めた。
平井さんは、会えない友人である。連絡をとっても返事がない。たぶん、どこかのタイミングで「もういいよ」と思われてしまったんだろう。
もはや、友情が一方通行なのである。しかし、うれしかった。目が覚める直前にも、平井さんに喜んで席ゆずろうと思ったが、原因はそういうところな気もする。
夢は3本立であった。
一本目も電車でどこかに向かっていた。
どでかいキャリーケースを母に預け、電車にゆられている。ところが、中にあった荷物を見知らぬ、顔の濃いインド人風の少年に物色されたのに気づく。こらーと言って追い払ったが、チャックが空いていた。荷物も何かなくなっている。
母を責めたい気持ちもあるが、何も言わなかった。
言っても仕方がない。
「大事なものは、なくなっていないみたいだ」と夢の中の僕は、母に言った。
電車の着いた先は、広い石畳が敷き詰められた広場で、僕と父と母は、案内所のようなところに行く。僕は、「ここがグアムか」と思い込んで案内所に入るが、案内所には北海道の写真がでっかく掲げられており、「なぜだろう」と思う。
2本目の夢は、図書館であった。長女が図書館の階段をミュージカル女優のように朗々と歌いながら、のぼってくる。
驚いたのは、その歌唱力で。私は、自分の娘にこんな才能があったかと驚きつつ、「でも、ここ、図書館だしな」と思う。
ちょっと静かにしたほうがいいかもと思うが、長女は圧倒的な歌唱力と声量を維持したまま、僕がいる閲覧室まで駆け込んでくる。
3本目が平井さんの夢だった。
ちなみに昨日は家族と鳥貴族に行った。人生二回目であった。店員さんはインド風のひとで、ハイボールを頼んだのに、梅味の飲み物が届いた。
値段は同じだし、別にこれでいいやと思い、そのまま飲んだ。「ハイボール」の発音が悪すぎて、男梅サワーに聞こえたのかもしれないというと、全然ちがうよと妻が言った。
貴族焼はタレも塩もスパイスも食べたが、フツーにうまかった。あと、たこわさもよかった。夜、シャワーを浴びながら、中学の時に、家族で食べ放題の店に行ったことを思い出していた。長女や次女がうまそうに食べているのをみるのは、なんかうれしかったが、父や母も食べ放題で食べ過ぎる息子をもしかしたらそういうふうに見てたのかもしれない。いや、そうじゃないかもしんないけど。長女は、私が27歳のときに生まれた。僕は、父が27歳の時に生まれた。そういう計算をしていると、いつのまにか頭を洗い終えて、風呂に浸かっていた。
それにしても最近の夢はインド人風の登場人物が多い。
2024年9月22日夜の夢
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