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TX73H32: 超音波画像システム向け3レベル32チャネル送信機


参考資料:

概要

TX73H32は、超音波画像システム向けに設計された高集積、高性能の送信機デバイスです。

  • 32チャネルの3レベルパルサーとアクティブ送受信(T/R)スイッチを内蔵

  • 3レベルパルサーは最大出力電圧±100V、最小出力電圧±2V、最大出力電流2Aをサポート

  • 出力をグランドに放電するための真のリターンツーゼロ

  • 5MHzで-43dBcの二次高調波

  • 2200pF負荷で-3dB帯域幅は±100V電源で19MHz

  • 非常に低い受信電力:0.4mW/ch

  • オン抵抗13Ωのアクティブ送受信(T/R)スイッチ

  • オン/オフ時間:100ns

  • 過渡グリッチ:20mVpp

  • チャネルベースのT/Rスイッチオン/オフ制御を備えたオンチップビームフォーマー

  • 遅延分解能:ビームフォーマークロック周期の半分、最小2.5ns

  • 最大遅延:214ビームフォーマークロック周期

  • 最大ビームフォーマークロック速度:200MHz

  • パターンと遅延プロファイル用のオンチップRAM

  • 2つのチャネルのグループにビームフォーマーパターンと遅延を格納するための1つの512×32メモリ

  • 長時間のパターンを可能にするグローバルリピート機能を搭載

  • 高速(最大400MHz)、2レーンLVDSシリアルプログラミングインターフェース

  • 遅延プロファイルの更新のための低プログラミング時間:1µs

  • 間違ったSPI書き込みを検出するための32ビットチェックサム

  • CMOSシリアルプログラミングインターフェース(最大50MHz)をサポート

  • 内部温度センサーと自動熱シャットダウン

  • 特定の電源シーケンス要件なし

  • 障害状態を検出するためのエラーフラグレジスタ

  • フローティング電源とバイアス電圧用の集積受動素子

  • 小型パッケージ:FC-BGA-196(12mm×12mm)、0.8mmピッチ

用途

  • 超音波画像システム

  • 圧電ドライバー

  • インプローブ超音波画像

使い方

TX73H32は、超音波トランスデューサーの複数のチャネルを励起するために使用される3レベルの高電圧パルス(最大±100V)を生成するパルサー回路を備えています。デバイスは合計32の出力をサポートしています。最大出力電流は2Aです。

デバイスは、超音波画像、非破壊検査、ソナー、LIDAR、海洋ナビゲーションシステム、脳画像システムなど、多くのアプリケーションの送信機として使用できます。

通信プロトコル

TX73H32は、高速(最大400MHz)、2レーンLVDSシリアルプログラミングインターフェースとCMOSシリアルプログラミングインターフェース(最大50MHz)をサポートしています。

レジスタ

TX73H32は、パターンと遅延プロファイル用のオンチップRAMを備えています。2つのチャネルのグループにビームフォーマーパターンと遅延を格納するための1つの512×32メモリがあります。また、障害状態を検出するためのエラーフラグレジスタも備えています。

その他

TX73H32は、-40℃~125℃の動作接合温度範囲で動作します。

注記:

  • 詳細については、TX73H32のデータシートを参照してください。

  • この情報は参考用であり、予告なく変更される場合があります。


なお弊社はTI様とは一切関係ありません。誤記がる可能性がありますので、上記URL等で再確認していただけると幸いです。