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最も低いリスクテイクは、プライドを捨てること(続・社内調整を語る)
以前、こんな記事を書きました。
新規事業成功の9割は社内調整である
https://note.com/arata_leon/n/n9ae933ed3273
マーケティングをやるにせよ、新規事業をやるにせよ、優秀な人ほど「社内の事に頭や労力を使うより、顧客や市場に目を向けるべき」という、至極真っ当な思考に至り、蔑ろにしがちですが、社内調整は本当に重要なテーマだと思います。
顧客や市場に向ける、思考や労力のうち、ほんのちょっとでも社内調整に目を向けるだけでマーケティングや新規事業はグッと成功に近づきますり
その意味で、社内調整調整は、レバレッジが効きやすいお得な行動とも言えますね。
そんな社内調整における具体的な例をひとつ。
ゼロリスクを求めてしまい、結局動けずに機会を失うケースは日頃の仕事のシーンでもよく見かけると思います。
実は、お仕事・経営・人生において、ゼロリスクを求めて動かないこと、そのものがリスクであるのですが、人間は「今」の快・不快を重視するあまり、将来のリスクに目が及ばないものです。
なので、「リスクをゼロにする」のではなく、自分は「どのリスクをとるか」を適切に選択していくことが大切です。
仕事で社内調整がうまくいかない時は、上記を軸に軸に話してみるとうまく調整出来る場合があります。(相手によるので、絶対ではない)
または、会社にとっての最上位概念である、理念を軸に説得や調整をかけるのも良いですね。はじめから出すのではなく、切札として取っておくと良いでしょう。
まとまりがない文書になっていますが、このままもう少し続けます(汗)
社内調整をかけていると、自分には理解できない非合理的だったり理由のわからないことでうまく進まないことが起こりがちです。変なマウンティングをしてくる人もいたり、イライラさせられることもあるでしょう。一方で成果を出すためには社内調整は不可欠。そんな時の心がけとして、目的志向を徹底してプライドを捨てる。
アドラー心理学的でありますが、目的の1点に集中してその他のことはどうでもいい些末なことと認識して、コントロール可能なことのみに集中する。そうすると、思うようにいかないことやイライラさせられるコミュニケーションや人との調整ごとも静かな心で向き合うことができます。
一方で、謙虚な気持ちも忘れず、わたしの見えていない世界があるのだな、理解できていない要素があるのだな。ということはベースにおいておきましょう。
このように、プライドを捨てるというのは低リスクで社内調整の成功というマーケティングや新規事業を成功させるうえでの最大のリターンを得られるお得な行動です。