漫画【ブルーピリオド】から学ぶ人生の立ち回り
名言製造機と言われるほど一つ一つの台詞に注目してしまう漫画【ブルーピリオド】
この漫画は現在も連載中で、空気を読むことでいろんなことと上手く付き合ってきた主人公八虎。スクールカーストも上位だが何か打ち込めるものもなく過ごしていた。そんなある日、絵「芸術」に魅せられ苦悩と挫折を味わいながらも芸術に没頭し藝大を目指す物語です。
私は最近この漫画を読んで主人公と自分を重ねた時、自分にも当てはまるような台詞、共感と納得、そしてじゃーどうするのがいいのかなど考えさせられる漫画だと感じた。
真面目が評価されるのは義務教育まで
5巻にこんな台詞があった。
「えっ?真面目ってダメなことなの?」
真面目な人が喜ばれるのは義務教育まで。先生は手がかからないと喜んでくれる。しかし大学、社会人にもなれば真面目だけでは埋もれてしまう。真面目だけでは成長できない。
なるほど。納得。
八虎「主人公」には「自分勝手さが足りない」
私も良く先輩や上司からは真面目と言われてきました。正直嬉しい訳ではないがしっかり仕事をしているのを見てくれてるのだと思っていた。
が実際はそうではない。
私はいつまで経っても遠慮している。このままでは成長できない。多少は自分勝手に行動して、他人を巻き込んでいかなければ社会では通用しないと言われているように感じたのだ。
それこそが積極性に繋がり、人を惹きつける魅力のある人間に成長する秘訣ではないだろうか。
それはまさしく高校生の時から始まっている。
身勝手に動く者は目立ち怒られもするが、それ以上にどこまで自由にしていいのか、こんなことをやってもいいのか?など自分の物差しを形成できるのではないだろうか。
後悔しても過去は変わらない。もし今いる環境で何も変えられず困っているのであれば、少し勇気を出してちょっとでも身勝手な振舞いをするのも悪くはないのかと思う。
きっと周りの人もそれを迷惑だとは思わないだろう。むしろ待っているかもしれない。
だが決して履き違えてはならない。迷惑行為と身勝手を。人様に迷惑をかけることは誰も望んではいない。その辺の線引き、物差しを作るのに時間は必要かもしれない。
今後もこの漫画が気になってしょうがない。
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