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"自己肯定感"と"自信"は別物
先日、自分のウェルビーイングについて考えたとき「自己肯定感」はかなり重要な要素になっていると感じた。当たり前のことだけど、自分のことを好きでいたらそれは幸福な状態だと思ったから。
僕は自分に自信がない。これまでの人生で何も成し遂げたことなんて無いし、誰かの役に立った記憶もないから。だから自己肯定感は低い方だと自負していたけれど、果たしてそうだろうか?とぼんやりと疑問に思い始めていた。
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自己肯定感の意味を改めて調べると、
「自分自身を受け入れ、尊重し、ポジティブに捉えることができる感情のこと」
と記されていた。人と比べず、評価や成果と関係なく、そのままの自分を受け入れることだと。
つまりは周りと比較せず、自分がこれまでしてきたことを考えず、「今この瞬間の自分」を肯定すること…なのかな?
これまで立派なことを実現していようがしてなかろうが、他人より優れていようが劣っていようが、そんなことは関係なくって、「今の自分、いい感じ!」と思えてたら自己肯定感が高いと言えるということだろう。
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そう考えると、僕は自己肯定感が高いような気がしてきた。自分に自信はないけれど、今の自分を否定しているわけではない。これからも今のままでいいと思えている。
これは”自分に期待していない”とも言いかえられる。そもそも自分は優秀な人間ではないし、伸びしろもないという考えがあるから、今が最高の状態に感じられているんじゃないか。
「自分はもっとできるはずなのになんで上手くいかないんだ…」という落胆の感情を抱くことは、ほとんどない。
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「自分ってなんてダメなんだ…」と考えがちな人は、自分に自信があったり期待しているからこそ、そうなるんじゃないかなと思う。こういうタイプの方が成長速度は早いしバイタリティはありそうだけど、僕はそうなりたいとは思わない。今のままの自分でいい。
だって自分に期待しているがゆえに現状に満足できていない状態って、自己肯定感が高いと言えるのか?
もちろん、自分の可能性を信じるのは良いことだと思うし新しいことに挑戦していくのは大切だと思うけれど、そこに縛られて自分を苦しめてしまう危険性もある。
自分の考えをつらつらと書いただけで、別に主張したいことはないけれど、「自己肯定感」と「自分への自信」は、実は関係がない。もしくは真逆の関係性にあるのかもしれない。
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