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商店街を愛で表現する
ホステルを始めて5ヶ月。商店街と関わるようになって1年半くらい。自分たちは、だんだんと商店街の人たちと同じ言葉、話題で話すようになってきた。自然体、押し付けがましさが全くない。ここにいる感じがする。ここにいることが腑に落ちてる。そんな感じ。
商店街の理事長山田さん(トップ写真)とはまるで友達かのようにお互い気にかけあい飲みにもよく行く。隣の毛糸やのおばちゃんとは、永年のツレのように手を振りあい、店前でたわいもない話をする。近所のお惣菜屋のおばちゃんと娘さんとは、月に2回の旅舎でのもみほぐしを通してまるで女子友のようになってきた。
あたりまえのことがずっと出来なかった。可愛らしい関係性。それが何よりも嬉しい。
この愛すべき人たちをもっといろんな人に知って欲しい。そのためには地域メディアって話もある。でも、いわゆる地域メディアとされているもののかたちは、なんか違うんだよな〜って天邪鬼な自分は思ってた。いわゆるほっこり系の優しいだけの文章や、書き手の上から目線の記事と当たり障りのないイイ写真じゃつまらない。想像的で破壊力のある骨太なものがいい。
せっかくこの商店街でやるなら、やる方もヤられる方ももっと楽しみたい。その土壌はできてきたはず。
商店街好き仲間のハンサム(仮名)が商店街のあるお店のおばちゃんへ自分の想いを原稿に書いた。読むとそれはまさにラブレターだった。伝えるのにプロもアマもない。そう感じさせる確かな想いが伝わった。これはご本人さんが読んだら泣いてまう。
愛やな。愛。この商店街の日常をたくさんの人に愛して欲しいんだわ。そんな発信をしよう。2021年。
「愛が血管を流れていくよ。愛が君に届きますように」ってYo-kingは歌ってた。あれだ。愛はなんかめんどくさい途中を全部ふっとばす勢いがある。
師走です。みなさま風邪などコロナなどひかぬようお身体には充分にお気をつけくださいませ。
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