本人と家族が望むものは違う
こんばんわ!あらしです!
今日は本人と家族が望むものは違うについて解説します!
介護をしているとをよくあることが、家族がサービスを望んでいるのに、
本人がサービスを拒否するケースありませんか?
じつは結構あります!
本人は「介護ベッドはいらない!布団で寝る!」
家族は「立ち上がりの時危ないからベッド使って!」
このようなとき、お互いに困ります。
またサービス事業者は安全を第一に考える傾向が強く家族と同意見になることが多いです。しかし本人の意見も尊重しなくてはいけません。
こんなときどうするか考えてみましょう。
1,本人のギャップ
利用者本人の頭の中ではまだ必要ない、もしくは新しいものを拒否または
現状維持を望むかのどちらかです。本当にどうしても無理と本人が感じなくてはなかなか導入が難しく説得も困難な場合があります。
ギャップは第三者の目線からすれば頭の理解と体の状況がどうなっているかわかりやすいですが当事者の本人たちにはそのギャップは見えづらくお節介と感じています。
2,家族の気持ち
今度は家族の気持ちです。
家族はけがや事故はしてほしくないのが当然であり、リスクに関しても
理解できているからこそ、サービスを導入したいわけです。
一番は心配なのです。リスクヘッジすることは当然の選択であり、当たり前の行為ですが親としては子供から心配されたくない気持ちと迷惑をかけたくない気持ちが強いことが阻害要因の一つです。
あとは肉親だとどうしても言い方が強くなってしまったり、逆に家族は訪問してくれたサービス事業者に対して申し訳ないという気持ちが生まれ、せかしてしまったりすることがあると思いますがそれも逆効果になります。
3,対策
このように家族の意見が割れてしまった場合、どのようにして収めるか。
その方法は、
・対話
・お試し
この二つです。
まず対話についてですが、蛇の道は蛇、餅は餅屋。
ハ〇ターハ〇ターの陰獣が言っていましたが、その道のプロに対話してもらうことが効果的です。
我々は基本的には相手から情報を聞き出すことも仕事の一つとしています。
人間は誰しもが押さえつけると反発します。
家族にはどうしてもきつい言い方してしまいませんか?
家族間で話してどうしてもだめだったらその道のプロに任せてみましょう。
いくどとなくこのケースを体験していますので経験値を駆使してきっと
お互いのバランスをとってその場を収めてくれます。
そしてもう一つはお試しです。
これは百聞は一見に如かずの通り、どんな説明を聞くより体験してもらうことが一番手っ取り早いです。
もしかしたら本人も何かわからなくて怖い、不安。
そのように思っているかもしれません。
人間はわからないものに対して、恐怖、拒否は強く示しますので
一回体験してもらいましょう。
それを行ってもし仮にうまくいけばサービスの利用につながり、例えダメだったとしても具体的にどこが良くなかったかを理解できますし、それを次につなげることもできます。
すべてを一回で収めることは至難の業です。
それよりは回数をこなして人やモノに慣れてもらう方が導入確率はアップしますし、何より本人が納得して利用してもらうことが大事です。
訪問をしてもらうことに家族は遠慮しなくて大丈夫です。
自分たちもビジネスとしてやっていますので気にせず読んでください。
以上が対策になります。
対話とお試し。
これが一番有効な手段かなと思うのでみなさんの参考になれば幸いです。
遠慮せずガンガン質問しましょう。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!