【仕事】十人十色な上司たち
みなさん、こんにちは。
ECショップで働くしがないOL。
タカラと申します。
中途で入り、初めてのEC業界にわからないことも戸惑うこともありながら、毎日が勉強の日々です。
転職の良さといえば、
●働く環境を変えられる
●仕事内容を変えられる
●給与UPを狙える
・・いろんな理由があると思います。
私が実際に転職して感じた良さは、
異なる業界の上司のもとで働けること。
これは"人"が良いなんて話ではなく、どんな人がいるのかを"知ること"が良いという話です。
人間なので合う合わないはあるだろうし、仕事への向き合い方や人同士での接し方は十人十色だと思います。
言い方が良くないかもしれませんが、
これまでに私が当たった2種類の上司と、その人たちの求めた部下像をここに記載します。
これを読みながら、自分はどんな上司を持っているか、どんな上司になっているかを考えてみると面白いかもしれません。
①完璧主義なサイボーグ上司の場合
(Iさん・40歳)
≪特徴≫
●プレッシャー世代
・・・バブル経済崩壊後の氷河期世代を
見てきた人。苦労は付き物マインド。
●一切の妥協無し!些細な仕事も100%で。
●会社の付き合いには興味無し。
●上昇志向というより現場主義。
●自分自身は上司からどう見られているかは
全く気にしない。
≪求める部下像≫
●獅子の子落としスタイル。まずやってみよ。
●結果を意識した仕事をせよ。
●率先して行動せよ。
●手を抜かずに詰められるとこまで詰めよ。
●多方面からの見方をせよ。
特徴から、ものすごく仕事熱心で拘り尽くすタイプということが伝わるでしょうか。
付け加えると部下に求めるレベルが高い・・。
しかし、Iさんと働いていた間、自分自身ものすごく成長をした実感はありました。
物事の考え方や、仕事の先を考えた行動を多少なりとも身につけられたと思っています。
(今でもこの方の下で働けたことをよかったなと振り返ることが多い)
ただし・・、当時の私は苦しかった・・!(笑)
毎日、鋭利な刃物でぶすっと刺されるかのような感覚で放たれる言葉たち。
他部署の上司からも「細かいねえ。」と言われるほど、仕事の進捗も細部まで余すところなく、ぶすっと確認。
今思うと、それによって上司の仕事は増えるわけなので、そこまで突き詰めて部下の仕事にも携わるのもすごいと感じます。
こういったタイプの上司への対応には頭を悩ませました・・(笑)
自分をすり減らさず、上司からの的確な突っ込みを受け止めるには。
『細やかな進捗報告』
これに尽きるかなと。
上司によっては鬱陶しがられる方法ですが、細かい相手にこそ刺さる!
上司との方向性が大きく外れなければ、当たり前ですがぶすっとされる回数も減る。
進捗報告しに行く足取りは重いかもしれませんが、最終的な自分のボロボロ具合は明白に異なります!!
②決定権は全て俺!自信家上司の場合
(Nさん・43歳)
≪特徴≫
●思いついたら意見の塗り替え!
準備が整っててもおかまいなし!
●提案は聞く!意見は聞かぬ!
●付き合い上手の自負あり。
●売上を伸ばすための手段は厭わない。
●今時の若者は・・と現代蔑視の思想あり。
≪求める部下像≫
●従順であれ。
●自ら考えて行動せよ。
●柔軟に対応せよ。
●やる気を見せよ。
●社内外の付き合いをせよ。
特徴から、かなり"俺様"な感じがする?
まさにその通り。
そして付け加えると、"自分が大好き"。
Nさんの場合、色々な仕事に挑戦をさせてくれます。過程の指示もくれます。(基本的にはNさんのやり方が全てですが)
そういった意味ではその業界や仕事のノウハウなどを手っ取り早く知ることができ、Nさんから学ぶことは多いです。
しかし、厄介な問題も多数・・。
■事例1 手柄強盗
あるプロジェクトを進めていた。
お客様にうまく刺されば売り上げに繋がる。
そう思いながら進行。
Nさんに出来上がった資料を提出すると、一部訂正が入りはしたが、ほとんど私の企画のままプロジェクトを始めることに。
結果として100万円を超えるプロジェクトに。
そこでNさんの発した一言
「俺が企画を直したから成功した」
■事例2 判断基準は全て、俺!
Nさんにお客様への提案資料を確認してもらった時のこと。画像の使い方にイマイチな反応を示したNさんは修正を始めたので、意図を話す。
「画像をこの使い方をすることでこの効果を狙いたいのですが・・」
修正について意見をするとたちまちに顔が険しくなり、放たれた一言。
「俺が好きじゃない。これに変更。」
会社にはこのくらい自信を持ち、意見を貫く存在もきっと必要なのかもしれません。会社を引っ張っていく立場の方なら尚更。
しかし、そんな上司だからって、言うことを聞くだけの仕事って面白くありませんよね。
そんな上司とうまくやっていくコツは。
『意見の仕方を工夫する』
このタイプの方へのタブーは"反論"です。
仮にその反論が正しくても、自尊心を傷付けられたくない自信家上司は納得してくれません。
私が意識していることは助言を求める"姿勢"を見せること。
実際に助言を求めたいわけではなく、意見したい時はモチロンあります。
しかし、それで話が通じなければ意味が無い。
「Aの方が費用対効果含めて現実的です。」
ではなく、
「Aなら費用対効果含めて、結果につながると思うのですがどうでしょう。」
一度ボールを渡してあげるくらいの感覚で問いかけをしましょう。
まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。あなたがこれまでに経験した上司はどんなタイプでしたか?
尊敬できる上司もいれば、正直相性の悪い上司もいると思います。
自分の仕事や感情を、上司によって左右されない為にも。タイプ別対処法を考えておくとよいと思います。
1日1日を元気に働きましょう!💨