トンガ、はじめての冒険
ちょうど50年前、高校生になりたての頃、家族でトンガに移り住んだ。
そのトンガで父がぼろいディンギーを手に入れてくれ、白いプラの水道パイプに角材を突っ込んでマスト代わりにし、セールを切ってガフリグにして家の庭続きのラグーン(湖のような穏やかな内海)で遊んでいた。
日本でクルーザーには乗せてもらってたけど、ひとりでディンギーに乗ったのはこれがはじめてだった。船体が重くてヒールなどせずディンギーと呼べるものではなかったけど、楽しくて学校から戻ると夕食までの間、ラグーンを行った