【ラブレター】会社組織って良いもんだよ結構ね~ぼっちの戯言~
学生の頃、部活を引退したあと、ふと思ったことがある。
ひとりではサッカーできない
いま、やりたい!
大きなグランドでボールを蹴りたい!
ゴールを決めるアドレナリンを感じたい!
でも、22人いないと試合ができない。
放課後に学校でサッカーしたいと思っても、受験勉強などあるからできないのだ。
引退の瞬間には全く何も感じなかったのに。蘇る思い。
心の奥底からフツフツと湧き上がるパッション。
寒い冬の早朝の朝練や、ツライ走り込みの練習などは、大嫌いだったけれど、ボールを追いかける日々は、楽しくて、嬉しかったのだ。ただ純粋に。
そんな感覚を業務の中で、ふと思い出すことがある
複業の作業の中で、土日や平日の早朝や晩など、誰とも話さずにモクモクと作業をしていたりする。研修の企画やスライド制作などをひとりぼっちでモクモクモクと。
そんな時、あの部活の感覚がフラッシュバックで蘇るのだ。
会社組織って、良いもんだなぁと。ぼっちではないんだ。
会社には、いたるところに様々な問題があり、不満やツライこともあるけれど、なんだかんだ言って、毎日、同じ時間、同じ場所に人が集まる。何かのミッションや目的のためにリアルに集まれる。共感する引力がたぶんある。
そこに行くと仲間がいる。朝、おはようと言える同僚がいる。
男性女性・年齢・役職関わらず大好きで尊敬する人の笑顔が垣間見れる。
意見が割れたり、価値観の違いで断絶があったりするけれど、でも仲間がいるのだ。朝会などで場がムクムクとダイナミックに出来上がるあの雰囲気は感慨深いのだ。ぼっちの週末仕事では絶対に体験できない。あの感覚。
複業をして気がつけたメリットかもしれない。
会社に行くことが義務ではなく、自らの意思で取り組む領域が大きくなってから、脳内でマッチングが起こった気がする。自分の価値を、得意分野を、創出しながら貢献しようと心に決めた時から。サッカーを始めた時と同じように、自らの意思が強く働くようになってからだ。
本業と複業をパラレルで実施できていることで得られた感覚。異なる働き方や時間の使い方や、人との接し方や顧客とのふれあいを体験したことが要因だろう。
いつか、さらなるひとりぼっちの道を歩み始めるだろう。組織で働くことへの憧れを倍倍で強化するかの如く。
ある調査によると、人類が地球に誕生してから、人類累計は1,080億人だそうだ。
現在の世界人口は約70億人。
この時代の日本の片隅で、すれ違ったり出逢えた奇跡は本当にかけがえのない時間なんだ。
会社組織って、様々な価値観の人たちが集まっているけれど、人となりを知っている仲間がいるって貴重なんだ。
毎朝「おはよう」と言える心理的距離感と場があること。結構贅沢なんだ。当たり前のことと思えるような瞬間こそ尊い。平凡は贅沢なんだ。
だから、一緒に働く人達との一日一日やその場を大事にしようと思う。2019年の年末に、思ったことをしたためたラブレター。ポエム。
おはよう
この記事は、ぼっちが自分の専門性や感性にまつわる何かを書くアドベントカレンダーの13日目の記事だ。ぼっち Advent Calendar 2019
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