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見える化:落書きするようにみんなで同時編集すればいいのに

もやり

ミーティングの際、ファシリがスライドを画面に映しながら、進行やログ取りを一生懸命ひとりでやっていることを良く見かける。
ファシリがしゃべり、ログし、他のメンバーは聞かれれば答えるというスタイル。自律的なチームと何か違う気がする。

画面に映しながら見える化しているし、チームのメンバーから意見も聞いているし、合意は得ているし、ファシリのコントロールで会議体を進められている。問題がないと言えばないのかもしれない。
でもなんか違う。メンバー自ら自己発信し、自身の意見を表明しながら、対話を重ね、さらなる良いアイデアを生み出す空気がすごく薄い。ファシリが一方的に仕切って終わっている。なんか場がもったいない。チームになっていない気がする。

作戦

みなさんのなかで、そんな状況に思い当たる節があり、同じようにモヤリを感じているならば、ホワイトボード系クラウドサービスを使ってみよう。miroでもmuralでもなんでも良い。リアルで模造紙と付箋紙を使うのでも良いだろう。
その際のコツといて、

  • 落書きするようにデコレーションしよう

  • コメントを代理投稿しよう

  • 意見の因果関係の線を引っ張ろう

  • グルーピングのためラベル付けタグ付けしよう

  • Pointマークやいいねマークを貼り付けで共感を表現しよう

  • 各自がいろんな貢献しよう

期待できる効果

その結果、下記のようなことが期待できるのではないだろうか。

  • ファシリの会議からメンバー自分達の会議に変化

  • 受け身から能動的に徐々に変化していく

  • 場に参加している感じが高まる

  • 議論や発言の過程がお互いの貢献により残るのであとから見返せる

  • 同時編集できるので、誰でも随時修正できる

  • 活字に残ることで情報に変わる

  • 議事録はいらない

みんなのミーティング、みんなのボードに変わっていくといいなぁ。
多くの会社で、ミーティングに参加することが楽しくなるような、そんな世界が訪れますように。


この記事は、「Red Journey Advent Calendar 2023」の7日目の記事でした。

Red Journey Advent Calendar 2023

明日はどんな話が聞けるのでしょうか?お楽しみに。


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