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隣の県の天気なんて知らん。見ているけど。

テレビの天気予報。関東地方だと、1都6県+伊豆地方が画面上に映っていることが多い。
だが、自分の住んでいる県しか実際には覚えていない。目には入っているけど、見ていない。聞いているけど聞いてない。
旅行に行くとなれば意識がそっちに向くが、日常の中では脳みそが情報を捨ててくれている。

情報を取捨選択してくれている。人間便利にできている。
たぶん〇〇バイアスとか言うんだろう。

仕事でも似たようなことが発生する。自分の関心事や自分に影響することしか頭に刷り込まれない
特にドキュメントベースでのやり取りの場合は、顕著に現れる気がしている。

管理職側であれば、長期的な視点や全体のコストや利益や最終納期に間に合うかという点。
現場側であれば、自分が関与するであろう作業内容や期日。
立場が違うので致し方ないといえば、いたしかたない。

これを打破する方法が、ホワイトボードの前に立って議論するスタイルだったり、リモートワークだとホワイトボード系のツールによって見える化のもと同時編集での議論するスタイルが良いと思っている。
みんなで、ワイワイガヤガヤと一緒に仕事をしていくモブワーク(モブプログラミング要素満載)スタイルだ。
わからないことやモヤモヤは表情にあらわれるし、腹落ち感が高いと感じる。意識していなかった箇所を強制的に一緒に考えることになるので、「見ているけど見ていない」「読んでいるけど読んでいない」「聞いているけど聞いていない」の状況を打開できる。完全打開・完全解決は難しいが、解決の方向には向かっている。

全部のしごとをモブワークでやる必要はないが、全員が腹落ちしていないといけないような、プロジェクトの分岐点などでは、取り入れたいものだ。
自分事化になる良い機会にできるはずだ。きっと。


この記事は、「Red Journey Advent Calendar 2024」の24日目の記事でした。

Red Journey Advent Calendar 2024


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