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ヒノ影アラン
2020年8月4日 16:07
2020年8月4日 15:59
お品書き1 表題より 《欠けた頭の半月から》2 《狼煙》3 《バースデイ》4 《モラトリアム》5 《鏡映》6 《「海に沈む」》7 《ピラニア》8 《こい》9 《言の葉》10 《右往も左往も》11 《見舞えず仕舞い》12 《快適さを作るのは》13 《地球のように》14 《幸せ》15 《WISH》16 《親愛なるあなたに》17 終
2020年8月4日 16:32
2020年8月4日 16:35
2020年8月4日 16:38
15、6のかがやき高いこえ罵倒、恋愛ださい服
2020年8月4日 16:41
2020年8月4日 16:45
くらい海に沈むお前を見下げるもういくつもの枷がお前の手を足を襲ってかじっている錘が浮力をうばうお前の指先はまだ水面を追うお前は海底の闇に陰っていく眺めたままおれも苦しくなる空気が架空の枷となっていやでも海に沈むおもいがするお前をつきおとしたのはおれの尊敬する彼らだったたしかに水圧の苦しみがお前にあるはずなのに正しかった奴らは笑っている彼らの髪は濡れて 塩の
2020年8月4日 16:49
2020年8月4日 16:53
2020年8月4日 16:56
お庭にみずみずしい言葉が咲いたので摘んで飾つては笑つてゐる
2020年8月4日 17:03
2020年8月4日 17:12
どうしても あなたの痛みにふれられない私 だれかに見舞われ喜ぶあなた 痛みにふれるとき 私の凝りはあなたにもきっと 伝染ってしまう 疲れさせていたくはないの むしろ出来れば薬になりたい私は けれど気遣いの副作用をもってして あなたに負荷をかけてしまう 空気ににじんだ心の液を とりもなおさず吸い取るあなただから
2020年8月4日 17:15
快適さを作るのは、不快なほどの労力です嘲笑われるほどのひたむきですしみったれた悲しみです呆れるほどの愛情ですみずから望む苦しさです
2020年8月4日 17:17
自転する命をどうすることもできぬまま僕は置いてゆかれて春になる凍えたコアはそのままで椿も咲いてやいないのに名もない空が粘土のように張り付いて離れないのは固まるときを待っているのだろうか