マガジンのカバー画像

形損ないの詩(ナリソコナイノウタ)

7
歌詞として書いたんだけど、どうにも音が浮かばなくて今のところ詩になっちゃってるやつの置き場。リリックと思ったらこんなの書くよって名刺でもある。って言いつつ、ちゃんと歌にしたやつも…
運営しているクリエイター

#失う

DawN

DawN

昔、無料のやっすい音楽ソフトで作ったことがある。でもとても聴けるようなものではなく、作り直したいのだがまだ手をつけられずにいる。自分の中でとても好きな歌詞だと思う。夜明け、という意味のタイトルだ。

こんな夜が訪れるなんて思わなかった。
「嘘みたいね。」
ああ、透き通る闇の濃さ黒さ、行き辛さ。
聞こえてる吐息の音だけを拾う「今」を、ぼくは、わたしは、なんと呼ぼう?
時間も名前も、意味がない。
日が

もっとみる
おくるうた

おくるうた

なんて言えばいいのかな
ああ、いやあ、うんと
そうね

世界が塗り替えられた気分?
クサいか
塗りかけのキャンバスを
取り替えられた気分
そう、そんな感じ

そこには空
ただ空があるだけ

好きです
あなたがくれたもの
まだ残っています
体を洗うのに
まだ手を使っています
なんでもないようで
一言一言が
よく刺さりました
いつかそれが
心臓に届いて
終わることもわかっていました

そよ風もない

もっとみる