小中高でやっておくべきだったこと
「学生」というものを卒業して、もう何年経っただろうか。
あのころ学んだこと、経験したことは数多くあるけど、その中でも役に立っているものもあれば、ほとんど役に立っていないものもある。
数学、英語は仕事で使っている。化学、料理、工作なんかは生活で役に立っている。芸術、歴史、地理とかは趣味興味の一部になっている。
しかし、古文はほぼ役に立っていない。歴史の教科の一部でちょこっと紹介する程度で良かったと思う。裁縫とかも趣味や仕事でやっている人はいるだろうけど私には全く機会がない。
じゃあその代わりに何を学んでおけばよかったか、と考えると、結構いろいろ出てきます。
そのうちの一部を紹介します。同意してくれる人がいると嬉しいです。
お金や資産のこと
小学校の社会や高校の経済で少しは学んだけど、もっと広く深いことを若いうちから知っておきたかった。
株とは何か、投資とは何か、円と外貨の関係、いろんな職業の利損益の内訳、老後の収入の選択肢などなど。
老後の話とかは若いうちはあんまり興味が湧かなかっただろうけど、けど「労働の対価としてお金を得る」以外の手段があることは学生のうちからもっと知っておきたかったし、収入のうちどれくらいを税金として納めなければならないか、とかは実際に納税体験するなどでリアルに経験しておきたかったですね。
ディスカッション、ディベート
常日頃から、自分のコミュニケーション能力の低さを実感しています。
初対面の人との会話、大勢の人の前で話す、とかは少しずつ克服できている気がするんですが、人を説得する、議論で優位に立つ、リアルタイムに反論する、といったことが本当に苦手。
会議の場で意見や提案はするけど別の案で説き伏せられてしまうし、語彙が乏しいので思い通りのことを相手に伝えるのに時間がかかったりします。
思い返してみると学校では文章を書く、準備して発表する、といったことは結構やった気がするけど、「リアルタイムな言葉のやりとり」は友達との他愛のない会話くらいしかなかったと思います。学級会でもみんな一方的に意見を出してから最後に投票で決める、という感じだったのでいわゆる「議論」にはあまり縁がなかったように思います。
マネジメント
人や作業を「管理」する、といことを学生時代やった記憶が全くないです。
学級長をやったことはあるけど、管理者ではなくまとめ役だったし、ホント何も思いつかないです。
夏休みの宿題の進捗管理、これも経験ないです。毎年最終日に泣きそうにながら片づけるタイプだったので(笑)
※この記事は「アランチャの書きたかったことを吐き出すAdvent Calendar 2021」の7日目の記事です。