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募金で思い出すあの子
こんにちは。
毎日編み物をしながら暮らしたいアランアミです。
先日娘が学校からユニセフ募金のお知らせのプリントを持って帰ってきました。
登校時に正面玄関で係の生徒が募金を呼びかけるそう。
「募金、する?」
「する。」
パンフレットに書いてあった内容を一緒に読み、支援が必要な子どもたちへ寄付が届くといいねという話をする。
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国際協力のNGOで働きたかった
大学に入学した当時、将来は国際協力のNGOで働きたいと思っていた。
小学校のときに国語の教科書に載っていた「国境なき医師団」の活動がずっと心の隅で正座していた。
高校時代はこれといって何になりたいか何をやりたいか分からずに過ごしていたけれど、理数科目が苦手だったので文系クラスに在籍していたため、「医者や看護師になるルートはないんだな」と気付く。
募金活動が好きだというあの子
大学では国際協力系のサークルに入っていて、四川大地震の際には学内で募金活動もした。
人手が足りなかったので、サークル員ではない人にも募金活動に参加してくれる人がいないか声をかけた。
ボランティアについて学ぶちょっと変わったクラスを聴講していたので、授業中に時間をもらい募金活動のお手伝いを募集した。
全学部対象の30人くらいのクラスだった。
何人かが手伝いに来てくれて、その中の1人に一見大人しそうな1つ年下の女の子がいた。
「私、募金活動が好きなんです。」
イメージがひっくり変えるような大きな声で募金を呼びかけてくれた彼女は
「また募金活動することがあったら声かけてください。」
とお辞儀をして午後の授業に向かっていった。
人って見かけじゃ分からない。
人って何がきっかけで行動するのか分からない。
私はそんなに募金活動は得意じゃないんだよなと思いながら彼女の後ろ姿を眺めていたような気がする。
意識的に見ないふりをしてきた話題
ユニセフだったりUNHCRだったり、その手の「世界平和のために」という話題を避けるようになったのはいつからだろう。
結婚して子どもが生まれて、身の回りのことで精一杯な中でそちらを見ることができなかった。
自分だってワンオペ育児で辛いけど、難民の人たちの生活を考えたら恵まれすぎている。
だから辛いって言ってはいけないような気がする。
ああ、それでそっと蓋をして距離をとるようにしていたんだなと今になって思った。
子どもと一緒にフタを開ける
EテレではSDGsの話題が頻繁に放送されています。娘はかなり影響を受けているようです。
メディアの取り上げ方についてはいろいろ思うところはあるけれど、世界で何が起きているのかについてフラットな目線で娘と一緒に見ていきたいなと思っています。
息子もね。
年間購読しているけれど、ちっとも読めていないcourierJAPONを開いてみよう。
ではでは、今日も良い1日になりますように。