教職課程は取るけど教員にはならない。
こんにちは。あらまほしです。
私は春から大学三年生になるのですが、教職課程をとっており、来年には教育実習に行く予定です。
しかし私には教員になる予定は全くありません。私はむしろ教員に向いていないんじゃないかなって思っています。
保護者対応なんてしたくないし、子供は苦手です。将来は副業もしたいし、朝早くに仕事をしなきゃいけない、休日も部活でつぶれるのは嫌だ。
そんな私ですが、教員免許は取りたい。今日はなぜ教員免許を取るのかについてお話していきたいと思います。
教職をとろうか迷っている新入生の方、とってはいるけれどもやめようか迷っている方に、こんな考えがあるんだな~と少しでもお役に立てれば幸いです。
元々は教師になりたかった。
私の中学~高校までの夢は中学の教員でした。なぜかというと好きなことで食べていきたい、という漠然とした夢があって、その時は部活が大好きだったので教員になって部活を指導することができれば、その夢は叶えられるのではないかと思ったからです。なので大学を決める際も、教員免許が取れることを一番の条件にして探しました。
選択肢は教員だけじゃない。
大学にいって周りの友人と将来について話す機会が多々あり、そこで今まで知らなかった職業や働き方など、こんな選択もあるんだ!という発見が多かったです。
例えば本職とは別に副業で好きなことをして稼いだり。私は楽器を演奏することが好きなので演奏してお金をもらってみたいという夢がありました。
しかし大学は音大ではなく文学専攻。音大は学費が高すぎて諦めました。音楽とはあまり関わりの無い分野で、音楽家になって演奏するというのは非現実的だなと思い、部活で吹奏楽部の顧問として音楽に関わっていきたいと思っていました。それしか音楽に関わる方法がわからなかったのです。
けどこの夢、副業としてYoutubeで演奏動画出して収益化できれば叶うんじゃないか。(簡単でないことは重々承知しています。)それと最近は部活動も地域移行している所が増えてきており、教員になったところで音楽に携われるという保証はない。だったら教員じゃなくてもいいんじゃない?と思うようになりました。
私は今までの人生で教員という職業にしかあまり深くかかわっていなかったから、教員しか知らなかったから自然と教師になりたいと思っていたのかもしれない、と気づきました。自分がやりたいことは教師じゃなくてもできる。そう思い始めてからは教員になりたいという気持ちは冷めていました。
教職課程は今までの人生の答え合わせ
ではなぜ教職課程を続けて、教員免許取得を目指しているのかというと、教職課程は私にとって今までの人生の答え合わせのような感じがして、学問として学んでいて楽しいからです。
例えば教科書には授業方法などが細かく記載されていて、あ、この教科書の授業方法そのまんまやってたんじゃん、とか、先生のこと嫌いだったけどこんなに仕事多かったんだ。大変だったろうな、など過去と今の勉強を結び付けて学べることが教職課程の魅力だと思います。
教育実習と就活の両立はやっぱり不安
教員にならない学生にとって教職をとる一番のデメリットは教育実習と就職活動の両立が大変、ということではないでしょうか。私も行きたい企業の選考フローを調べたときに、大手だと大体最終選考が5月頃行われます。そして教育実習も多くの場合、5月、6月に実施されます。丸被りです。
もうこれは割り切るしかない。行きたい企業の選考が教育実習と被ったら、その企業とは縁がなかったと思うことにしました。またそこで働きたくなったら転職すればいい。そんな簡単ではないかもしれないけど。
行きたい企業を諦めてでも、教育実習って絶対に行く価値があると思うんです。
教員に求められる力って、大人数をまとめる力だったり、人を育てたり、わかりやすく説明する力、コミュニケーション力、他にもたくさんあるかも。これって教員だけじゃなくて将来社会のコミュニティに属した時も役立つと思っています。だったらそれを身に着けてから社会に出たい。何か一つの専門分野を持つというよりは全体的に人間力を底上げするようなイメージなのかな。教育実習に行ったら自分のレベルを上げてかえってこれる、そんな風に感じています。期待しすぎかも。
言われているより意外と取るのは楽かも
教職を履修する前、ガイダンスで教職は大変だから、覚悟のある人だけ取ってください。と何度も言われました。それで結構やめる人もいたのですが、意外と思っているより楽に取れます。勉強が楽しかったからかもしれませんが。断然高校の授業よりは楽です。取らなければいけない授業数も多いとはいえ、高校みたいに平日全部一日授業ということもないので。ただ教職をとっていない周りの大学生は教職をとっている人に比べ授業数も少ないので遊んだりしているわけです。それを見て耐えられるか。ここだと思います。夏休みも私の大学は教職は講義があるのですが、講義中に友人のストーリーを見たら大体旅行に行っていて。うらやましい。私も旅行に行きたい。そう思いながら授業を受けていました。こんな感じの誘惑に勝てるなら思っているよりも大変ではないかもしれません。とはいってもまだ私も教職課程履修中なのであくまで2年生までは、です。
また近況報告していきます。
3年生は単位を取り切ることと、就活に専念しようと思います。またそこで気づいたこと、教職取れた!やめた!などありましたらご報告させていただきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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