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2022年の初詣と初大洗で、ローズヒップの真実を知った話。

 ガルパンがきっかけで大洗に足繁く通い出してから、初詣はほぼ大洗磯前神社で済ませるようになりました。街そのものを気に入ってるのもあるし、我が県・群馬から車で二時間程度なので、出発時間を調整すれば日帰りor泊まりの両方で楽しめるような「丁度良い距離感」も良い。海無し県の人間だからたまには海も見たいし、美味いモノも食べたいし……と、何かしら理由を付けて大洗へ行くのです。

 まずは大洗の食べ初めに、サザコーヒーで「マリー様のモンブラン」を。

 ダージリンティーとのセットで1500円。ボリューミーだけどほどよい甘さ、中身の三層構造という凝った作りで最後まで飽きない。紅茶を飲みながらのんびり食べるのをオススメしたい。
 ちなみにこれ一個で1000kcalなる情報が……見なかったことにしよう。

 今回の主目的となる初詣へ。大洗磯前神社に向かう。境内は参拝者の列が途切れないほどの人手。

 一家全員の健康と仕事の成功をお願いし、昨年買ってお供えしていた御札と御守りを納めた後、新たに購入。これで初詣も完了。
 おみくじは「吉」と。吉報が届くのか、それとも吉報になる(または、していく)のか。いずれにせよ身体に気を付けながら日々を過ごすとしよう。

 気が付けば12時半に。昼食の場を探す、が……目当てのお店は「ご予約のお客様のみ」「ランチなし」とのこと。まあ、いずれのお店もあんこう鍋が美味しいトコなのでそうもなるだろう。ならば、と商店街をフラついてると、

 お花屋さんがカフェになっていた。しかも自ら「飯テロをお届け致します」とまで。店頭にあったランチメニュー「三日煮込みのチャーシュー丼」が目に入る。これを食べずして何とやら。

 この量で1000円はおかしいだろ! しかし大洗ではよくある事案(?)だ。
 チャーシューは口の中に入れると、すぐにホロッとなって溶けるように消えていく。お好みで、と山椒も付いてきた。タレの風味も相まってか、気分はもはや鰻丼。飯テロを名乗るのも当然か。

 追加で「野生のローズヒップティー」も注文する。これがまた興味深い飲み物でして……

 ローズヒップティーと聴くと薔薇色でかなり酸っぱいイメージだが、こちらは紅茶に近い。味もほんのり酸っぱいくらいで、おまけにこの粒々は何だ? と思ってたら、店のおかみさん曰く「これが野生(本当)のローズヒップ」だとか。

 話によると、一般的なローズヒップティーにはハイビスカスも含有されてるため、そちらの色と風味も出てしまうらしい。つまりあの色と酸っぱさはほとんどハイビスカスのせいだったのだ。加えて、栄養素は抽出した液体よりも残った粒の方に多く含まれてるという。
 ここではローズヒップだけで抽出し、さらに残った粒にシロップを付けビスケットで食べるという、まさに二度味わえる飲み方だ。こんなの始めて、というか今まで飲んでたのは本当のローズヒップじゃなかったのか! そこに驚きました。

 となるとガルパン・聖グロリアーナ学園のローズヒップさんがああもお転婆で元気なのは、やはり本当のローズヒップを嗜んでいたからなのか……と大洗の片隅でフト思うのでした。

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