見出し画像

美浦トレーニングセンター&ウマ娘なスポットを巡る

 土曜日。
 この週末は大洗泊と決まってましたが、その前にちょっと寄りたい所がありました。我が群馬から愛車を東北道→圏央道と突っ走り、2時間少々。
 茨城県・美浦村。ここにあるのがトレセン。競走馬の育成施設です。

 まずビックリしたのが調教馬場の大きさ。Googleマップで見た時は
「この何重もあるグラウンドみたいなところで練習してるんだなぁ」
くらいに思ってましたが、広報会館からいざ眺めてみると……

広い!!

 ついパノラマ写真を撮ってしまったほど。1周で2000m以上あると言われてもピンと来なかったものの、地図上で調べたら横に800m、縦に400m。そりゃ広いわけです。
 ウマ娘の学び舎であるトレセン学園も同じ施設があるわけだから、これを練習コースとしてるウマ娘たちの身体能力は半端ないですな。可愛い顔してやってることが実はトンデモない……てのはガルパンと艦これにも共通してるような。自分はそういうのばっかりハマってますな。

 そんなトレセンですが、施設のほとんどは競走馬とその関係者しか入れません。が、ここに関しては一般の方も利用できると聴き、訪ねてみました。厩務員食堂です。

食事時は関係者が優先なので、時間をずらして訪問
生姜焼き定食。関係者なら500円、一般は700円だったかな?

 中の雰囲気は社員食堂のよう。調理場では受付のオバちゃんや鍋をふるオジさん達の声が響き、実に賑やかです。室内にはテレビが大小2台あり、大画面では大リーグ中継を流してる一方、小さい方ではグリーンチャンネル(競馬専門チャンネル)をしっかり流してました。
 出てくるメニューは街角にある大衆食堂のようで、何かホッとします。毎日来ても飽きない程度の味付け、てな感じがして良いですね。

 食事を済ませたらちょっとだけ移動。先の広報会館の近くには……

馬たちを鍛錬するウッドチップが敷かれた道

 光の指すところにあるのが、ライスシャワー記念碑です。
 競馬は詳しく知らないものの……いざ調べてみるとライスの現役生活は波乱万丈というか、その最期も含めてここまでドラマチックすぎる競走馬もいない、と感じます。本来なら勝てば称賛されるはずなのに、そういう役になってしまった悲劇性。これ、リアルタイムで観てた競馬ファンはどんな心境だったのか。
 そんなライスはウマ娘での人気も相当なものだと分かります。コミケでもやはり彼女推しの同人誌が多かったのは、気のせいではないでしょう。


 美浦トレセンから車で5分ほど移動。

 今度は地域交流館・みほふれ愛プラザを訪ねます。そこで一枚撮ったら、

 「愛」の文字がめっちゃライスシャワーと被りました。この配置は偶然なのか狙ったのか。でも位置的にはこうなるんですよ、不思議なことに。
 で、そのお隣りにはもう一つ気になる横断幕があるんですね。

 そう、ここもロケ地でした。震電の格納庫はこの村にあるんです!
 中に入ってみましょう。

 ゴジラとウマ娘が同じところでデカデカと並べられてる、てのは個人的に嬉しいですね。もっともウマ娘のアニメ製作元には東宝の名前があるので、実はそんなに遠くもないという。
 屋内に置かれたキャラパネルはガルパンの大洗みたいですな。

 これもパノラマで撮影。やっぱりライスが中心になるんですねぇ。

貴重なライスシャワーの優勝レイ(本物です)

 フロア内のカフェではちみつレモンを飲み、ちょっとしたお土産を買って大洗へと向かったのでした。

 最後になりますが、広報会館で配布してたこの冊子。内容が濃すぎます。

 「まるわかりガイドブック」とあるので、競馬を簡単に解説したものかと思いきや、馬券の買い方どころか競馬新聞の読み方まで丁寧に書いてあるんですね。素人目には何がなんだか分からない部分も、細かく解説してあります。自分ですら競馬新聞を読みたくなってきたくらいなので、もしウマ娘がきっかけでトレセンを訪問する気になったら、広報会館でこの冊子も抜かりなく手に入れましょう。

 こりゃ秋はどうなってるかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?