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艦船模型「1/700 阿武隈」を作る・Ⅵ(終)『完成させることが大事』

 前回は組み立てまで完了しました。最後にウェザリング、汚しを施すのです。それ専用の塗料もありますが、自分が使うのは……

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 100均の水筆!

 これで簡単ウェザリングを行います。
 手順はシンプル。水性塗料(ここではアクリジョン)を水筆で凄く薄めながらシャバシャバ塗っていくだけ。黒だと濃すぎるので「タイヤブラック」「レッドブラウン」を使い分けます。

 汚したい箇所に軽く塗り広げる、ただそれだけ。間違ったり、意図しない部分に付いても、乾燥前なら綿棒で吸わせて対処。
 そうするとこんな感じに。

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 比較対象が無かったので組立途中の写真から。

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  汚すとリノリウムのモールドがしっかり出ますね。

 最後にトップコートで仕上げ。

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 というわけで、軽巡・阿武隈をようやく作り終えました!

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 ここで少しお遊び。スマホ撮影時にいろいろ照明を当ててましたが、どうせなら太陽光の下で撮ろう、と。さらに海っぽさを出すため青いタオルの上に乗せてみると……

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 お、簡易的だけど案外いける? 背景も工夫すればもっと面白い画が作れるかも。

 間を空きながら5ヶ月……振り返ると「こうすればよかった」「ああすれば効率良く出来たな」と思うところが多々あります。反省点を活かしつつ、また模型を作り始めてnoteにまとめられたらいいですね。

 それにしても、一度こだわり出すと塗料がいくつあっても足らない!
 
最初に神通を作った時は5~6本くらいだったのに、阿武隈を作り終えた段階でその倍以上に。しかも今回は零式艦上偵察機を載せたいがために入手した色も。全長2センチちょっとのパーツを作るため「せっかくだから」と買い出しに行く。まだまだ下手の横好きなレベルだと思いますが、こうもこだわってしまうのはなぜだ?

 ……まさか、これが「プラモデル沼」?!

~おわり?~

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