
艦船模型「1/700 龍田」を作る・Ⅰ「はじめてのハセガワに驚いた」
艦これのイベント海域も終わったので、船造りも再開しましょう。阿武隈、初霜と作ってきましたが、それらの経験を踏まえて焦らずのんびり作っていきたいと思います。
さて今回取り掛かるのはハセガワ「1/700 龍田」です。大洗のジョイショップ・タグチさんで買った一品。
完全リニューアルは7年前(2015年春)。この時期は「艦船模型のファン創出と社会的認知に寄与した」という理由で、艦これの運営が静岡模型教材協同組合から感謝状を貰うほど。メーカーが新金型を出す気になるくらいの影響があったのですね。何より自分が模型作りしてるのも、元々は提督業を始めたからですし。
とはいえ、今までに手を付けた模型は田宮、アオシマ、フジミのいずれかでした。なので、これが初のハセガワ製モデルとなります。かつリニューアルとなればと中身も今まで見たものとは違うはず。どんなでしょう?

見るからに違いますね。A、B、C……というパーツ分けはどこも同じですが、素人目でもまとめ方が他所とは変わってるなぁ、と。

一番わかり易いのが船体。真っ二つなのはどこでもやってますが、こういうまとめ方をするのには驚きました。
さらに変わっていたのは組立説明書。説明は普通なのに、

この向きで横書き。なので、以前買ったワークステーション・ベーシックに立てかけると、90度横になってしまうんですね。これはクリップか洗濯ばさみで止めておく必要があります。これもハセガワの仕様でしょうか?
(※そう思うほど模型には素人です。ご了承下さい)
では、作っていきましょう。龍田もいることですし。




そして甲板を付けようとしたところ「二つの仕様が選べます」と説明書きが。このモデルは「開戦時」「対空並走装備後」の両方が再現できる……とあり、付けるパーツも違ってくるようです。ここは「装備後」を選択。艦これでも普段から対空装備を付けてますからね。


手間がかかると思える改造作業も、綺麗に仕上がれば面白みを感じます。他にも開戦時と改装後では使うパーツにいろいろと違いがあるので、間違えないようにしないと、です。過去に「史実へのこだわりは無い」と書いたものの、そんな仕様であれば話は別。今作ろうとしてるのはこっちだからこうだな、と楽しみながら作れればいいですね。

ここからは、甲板上の構造物をひたすら組み立てていきます。じっくり腰を据えてやって行きましょう。
~つづく~