芸能界からの訃報について……
今月に入ってからそんな報ばかり続いてますね。先月も大森一樹氏や崔洋一氏といった映画監督さんが他界されていますが……ここ最近になって急にそんなニュースばかりが飛び込んできて、いずれも「まだ逝くには早い」と思えるような方々ばかり。順を追って書きます。
榊原郁恵さんとの結婚は大々的に報道されてたのもあってか、とても記憶に残っています。その頃には番組の司会等で活躍されていたため「ガタイの良い(太っている)ユニークで愉快な芸能人」というイメージがありました。自分の世代だとテレ朝『邦子と徹のあんたが主役!』やテレ東『スーパーマリオクラブ』が思い出されます。特に後者はテレビゲーム成長期と全盛期だったゆえ「よく観てた」という方も多いでしょう。それゆえ『太陽にほえろ!』のラガー刑事を知った時は「そんなスリムな時期もあったのか」と驚くほど。ただ「殉職直前だと衣装がもうパツパツだったんだよね」などと、徐々に太っていったのを自虐的に語ってたこともあったような。
ただガタイの良かった理由が大食漢ゆえで、それが寿命を縮めてしまったのは否めません。『元祖!でぶや』で出された料理に「普段は妻からカロリーハーフのやつしかダメだと言われてるんだ」とここぞとばかりにマヨネーズを掛けていたのを思い出します。50代の頃はほぼ闘病生活だったそうで……食欲とカロリーとの兼ね合いを上手にコントロール出来ていれば、また違ったのでしょうか。早世が惜しまれます。
ドラマ『毎度おさわがせします』のヒットもC-C-Bの主題歌が一役買ってると思われます。そこで改めてC-C-Bのディスコグラフィを見たら『抱きしめたい』(世界ふしぎ発見!EDテーマ曲)と。毎週欠かさず観ていた番組で、定期的にED曲も変わるのですが、これに関してはサビ部分をしっかり覚えてました。あれもC-C-Bだったのか! と今更知ったのですが、そもそもこの曲はボーカルは笠浩二さんではなく米川英之さんで、ボーカル担当違いで同じバンドの曲だったなどと、小学生の自分がそれに気付くわけもない(それくらい音楽知識については皆無)。ただ80年代後半の頃は間違いなくC-C-Bも聴いて育っていた、と認識させられました。
それにしても糖尿病からの脳梗塞、これは洒落になりません。自分の知り合いだけでもさして歳が離れてないのに脳梗塞で入院した人が二人もいます。いずれも自ら身体の不調を訴え「もしや」と思って病院に行ったら病気が判明。つまり早期発見できたため、後に後遺症もなく無事退院できましたが……やはり糖尿病はあらゆる病気のトリガーになってしまうのでしょうか。ただ御本人も若い頃から過度のストレスで体調を崩すこともしばしばあったらしく、小学生の頃に観たあの活躍の裏では非常に苦悩されていたと思うと、何ともやるせないですね。
C-C-Bといえばリーダーの渡辺英樹氏が2015年に他界されたばかり。リバイバル活動もこれからという時にまたも病魔に襲われるとは。残念です。
長くなりそうなので、続きはまた。