すき焼き:コロムビアでイノブタを食す。
昨日(1/28)はグルメな友人達と共に群馬を巡りました。かくいう自分はその県民ですが、正直「美味いもの」や「隠れた名所」は友人らの方がずっと詳しいという……
普段から群馬に限らずあちこちへ食べ歩きしているようなので、リサーチ力やレーダーというか、アンテナの感度が良いのでしょう。自分はそれに乗っかる形で旅しているようなもの。彼らなくしてこういう体験は出来ません。貴重な仲間です。
さて、そんな彼らと共に向かったのは下仁田町です。お目当ては……
すき焼き・コロムビア。
『孤独のグルメ』でも紹介され、たちまち人気店となったところでもあります。我々のチームは少し早めに店内へ。幸い席は空いてました。過去にもその友人らと行ったことがあるので二回目の訪問となります。しかし今回、行くにあたって友人が
「ある肉をキープしてもらった」
とのこと。席ではなく肉を押さえておく、てことは普通の肉ではないな?
イノブタです。
これまた面白い一品を。何でも、上野村へ行ったときに食べたイノブタが美味しく、コロムビアでも食べられると知って事前予約したのだとか。ちゃんとメニューにも掲載されてますが「数量限定」と。確実に食べたいのなら要予約です。
さて、自分にとって初のイノブタ肉。そのお味は如何に?
第一印象:ほぼ豚肉のような味
第二印象:しっかりとした食感、しかし硬いのとは違う
……これを自分の語彙力で表現するならば、
「すごく筋肉質のブタ」
です。
食べた感覚は豚肉なんですね。でも何か逞しいんです、肉として。肉肉しさはあるけどただ太ってるわけじゃない。お相撲さんでいえばソップ型。見た目は普通のお肉だけど、いざ食べてみると「ん、違う!」と思える、そんな肉でした。イノブタさんは。
これをすき焼きで食べるのは贅沢ですねぇ。おまけに下仁田ネギや糸こんにゃく、キノコも地元のモノでしょう。まさに自産自消すき焼き。ひろゆき氏もこれを食べればもう文句も出ないかと(←割としつこい)。
自分「野菜の上に肉を乗せるの?」
友人「米沢牛のすき焼き屋さんでこういう風にしてたから、やってみるわ」
見事な蒸し肉になりました。食感もさらにしっかり目へと変化。火の入れ方でこうも変わりますか。
そして最後は、残った割下にうどんをぶっこんで、煮るというか焼く! これはすなわち、
肉・野菜・キノコ等々の、
あらゆるダシを吸った焼きうどん!超贅沢!
いや、これはもう文句なしです。最後の最後までしっかり堪能させていただきました。
お店を出ると、何組ものグループが表で席待ちをしてました。やっぱり人気あるなぁ。早めに来て正解。
イノブタ最高。コロムビア最高。