巻き爪対処への救世主?「Dr.Scholl巻き爪用クリップ」を使ってみた
先日、Amazonボックスで買ったのはこれでした。
実は巻き爪なんですよね。原因は分かりかねますが、調べてみると理由はいろいろ。足にかかるバランスが偏っていたとか、爪を切る時に深爪していた、爪白癬(爪の水虫)に罹ったなど。
自分はこれが全部当てはまってしまいます。困ったもんです。
今までの仕事柄、どうしても頑丈な革靴(自衛隊の半長靴、工場の安全靴)を履いてたり、一時期は五本指の靴下を履いてたので親指をギュッ、と締める状態になったのもよくなかったのでしょう。また、いつどこで貰ったのか爪白癬にもかかってしまい、治療で半年くらい皮膚科に通ったことも。分厚く変形して湾曲した爪を治すために内側から治療=爪が成長する根本から金を根絶する薬を飲んだりもしました。
結果、爪自体は元の薄さに戻ったものの、湾曲は治らないまま。爪を切る際にも一苦労で、その切り方が良くなかったのか端の部分が皮膚に食い込むことも。これが痛いのなんの。常に痛いわけではないものの、足にかかる力の向きによっては歩くたびに親指の先がビシビシと来るんです。流石に堪えきれなくなって、また皮膚科へ。診てもらったら、端っこがトゲみたくなってました。そりゃ痛いよ。そこだけ切ってもらいようやく解決。
その折、巻き爪の治療も相談しましたが「こういうのは保険適用外なので8000円とかはしますね」とのこと。ワイヤーで矯正したり、曲がった部分を根っこから切除するなどあるようですが、まあ簡単には治らない代物のようです。今は痛くなることもないのですが……
(※以下、実物の画像アリ)
ずっとこんな。これは良くないなと長らく思ってて、巻き爪の矯正器具も気になってはいたものの、手を出さすにいたんですね。何でこういう時だけ踏ん切りが悪いのやら。
そこへ、前々から気になっていた商品が「タイムセール」で値下がりしてたのを発見。即座にポチり、翌日無事に届いた、というわけです。
にしても、変わった商品ですな。横10cmほどのケースに入ってたのは、
こんな小さなクリップ(全長18.5mm)が、たった1個だけ。本当にコレだけです。大きさの割には実にものものしい。コレで巻き爪が矯正できるのでしょうか?
早速装着したいところですが、いきなり付けるのはアウト。矯正するには爪を柔らかくしておかないといけません。これはお風呂でも足湯でもいいですね。タイミングとしては風呂上がりがベストか。
十分温まり、爪もある程度曲がるようになったのを確認したら、いざ装着。ただ自分の爪は思ったよりも分厚いようです。上手くハマるか?
……お、ハマった。さてどんな感じに、
ってナニコレ?!
爪があった箇所の凹みが凄いことに。こんなに食い込んでたのか。
よくもまあ、ずっとコレで過ごせてたものです。
それにしても、形状記憶合金とはいえ、あのトンネルみたいな爪の湾曲をここまで矯正できるとは思いませんでした。Amazonでは上手くいかなかったというレビューもありますが、そこは爪の状態によりけりでしょう。
ただ自分くらいの方であれば、コレは十分使えますね。気を付けるべき点としては、爪を十分伸ばしておくこと。器具を引っ掛ける余裕は付けてあげましょう。あとは先端部を極力まっすぐにする。刃が曲がったタイプの爪切りだと難しいので、真っ直ぐ切れるタイプのモノを使うか、ヤスリがけするのがいいと思います。装着後は脱落防止のテーピングもあるといいですね。
にしても、小さくて値段高いけど効果はあるな、と改めて包装を見てみたら「一般医療機器」と。ガチな商品だったのか、そりゃ高いわけだ。