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【ラジオ】アレコード備忘録 2021/11/03放送分

 この日は「晴れの特異日」と呼ばれますが、全くその通りと言いたくなるほどの晴天。何をするにも丁度良い日です。そんなピーカンな日に紹介される曲は果たして?

・「これから錦糸町/シンディ山本」

 歌い方が森進一リスペクト(※でも好きな歌手には入ってない)だった『夜の錦糸町』に続く二度目の錦糸町ソング。今回は夜の街でなく「錦糸町マルイ開店記念」だそうですが……
 なるほどシティポップだが、下町のイメージが強い錦糸町をどうにかしてポップでおしゃれな街にしようと必死な感じもする。にしても、どこから錦糸町へ向かうのだろう。伊集院さんは船橋を挙げていたが、自分は新小岩あたりだと思っている。

・「ここは東京六本木/原みつるとエリートメン」

 一転してボサノバ調だが「♪ろっぽーんぎ」の歌い方といい「♪東京の真ん中のそのまた真ん中の」といった表現は何かクセになるし、ホントに良い感じで収まってる。おしゃれさと面白さを兼ね備えた曲ってのは早々ないので、なかなかの名曲。
 で、原みつるさんについて調べてたら、ボサノバ系ユニットとしてはこの一曲だけのようだが、後に平田満と名前を変え、別のユニットを組んであの『稚内ブルース』をカバーしていたと判明。繋がった!

・「雪国の女/吉村エミ、丸山杏子」

 この題名でググると、他のアーティストの同名楽曲が山程出てくるから情報探しに困った。で、曲の方はと言うと……
 メロディーは演歌調なのになんでママさんコーラス風で歌うかなぁ、コレ? アレンジ変えて男性歌手が歌ったら普通に演歌になるぞ。まあどこか『知床旅情』を意識してるような感じもするが、だったらソロでいいよなぁ。「阿佐ヶ谷姉妹っぽい」歌い方のおかげで見事にアレコードと化した一曲。

・「破天荒一代/津田耕治」

 「喉にファズを持っている男」……破天荒だけに荒っぽい歌い方なのかと思いきや、パンチがあるような無いような中途半端さが何とも。「♪ゆけゆけどんどん ゆけゆけどんどん」と言ってる割には、遠くへ行ってる感じがしない。意外と近場に収まってる
 そこはもっとぶっ飛ばしてくれよ、なぜ詰まる? 確かに歌声はファズ=毛羽立ってたが、ボリュームはかなり下げており演奏もおとなしめ。破天荒とは一体何なのだろう。

 こんな天気だから、フラッと錦糸町に出かける人も増えるかな? 
 ではまた来週。


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