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整腸剤は躊躇せず飲みなさい、というオッサンの戯言。

 匂いはともかく、音からして「こりゃ調子悪そうだな」てのはある。汚い話ですが、いやいや人間「必ず」出すモノの話は避けて通れません。

 しかし外出先での排便を「極力我慢する」と答える人の割合は結構多いですね。自分も昔は躊躇しましたけど、それは外でするのがちょっと恥ずかしかったからです。そもそも便意が来るのってほぼ朝ですから、そうでない時間に便意が来るのは、かなり急を要する状況になるわけ。てことは、あまり出すモノの具合もよろしくない。恥ずかしいですよね、やっぱり。

 ただ、最近の公衆トイレはどこもかしこも綺麗です。駅とか高速のSA・PAとかは、21世紀に入ってから改装されて実に入りやすくなりました。温水便座も当たり前のように付いてます。トイレが充実してると「ここはサービスいいな」と思えるくらい。
 そういえば尼崎にある映画館・塚口サンサン劇場も、音響と同時にトイレが綺麗なのを売りにしてました。実際良かったです。トイレを大切にしている施設は良い施設だと思います。

 さて「出すモノ」の方ですが、出したモノの形状はもちろん「匂い」も健康のバロメーターです。ホントにお腹の調子がいい時って、モノはそんなに匂わないはずですから。形状が良いのを出せた時は、匂いがしても実にほのかなもの。ブツに「ほのか」という表現を使うのも変ですけど、実際そうですから。

 良い状態をキープしたければ食生活に気を付けるのは当然として、それでも悪くなる時はなっちゃうんですね。そんな時は整腸薬です。無理せず薬に頼りましょう。というか持ってた方がいい。
 10年以上前だったか、匂いはともかくモノの形状が連日よろしくない状態続きで困ってました。別に変なものは食べてないのに、どうにもユルい。乳酸菌多めの食物とかを採ってもさほど効果を感じません。

 さあどうする。下しているわけじゃないから、これはああいう薬の出番なのか? とドラッグストアへ。整腸剤が一つの棚にワンコーナー、ズラリと並んでました。壮観です。
 初めて手に取った整腸剤は「新ビオフェルミンS」だったはず。それを2,3日飲み続けていると、あら不思議。気が付けばモノの形状はよく見る姿に戻っていました。こういう時の薬だったのかと感心し、以降は整腸剤も備え付け薬の一つになってます。

 アンケート調査からは意外な傾向も垣間見えた。大正製薬は「特徴的だったのが20代男性」と指摘し、排便のにおい対策で「携帯消臭剤を使う」との回答割合が男女・世代別で最多だったという。「生活スタイルでも自分らしさを大切にする“潔癖男子”が多いのかもしれない」と分析。若年層は乳酸菌調整薬の服用割合が低いことから、認知度の向上に取り組んでいるという。

 それは勿体ない。携帯消臭剤を持つくらいなら、まず出すモノを良くしましょうよ。そのためには出した後の処理より、口にするものを変えないと。認知度の向上は必至ですな。

 ちなみに今現在、自分が愛用しているのはコチラ。

「強ミヤリサン(錠) 90個入り」

 TBSラジオで番組を持っていたせいか、長らく名前だけは知っていました。ある日、ビオフェルミンが終わってしまい、次の薬を買おうとドラッグストアへ寄った際、棚の片隅に、チョコン、と置いてあったんですね。
「『腸にミヤリサン』ってこれか。ちょっと飲んでみるか」

 で、飲んでみてビックリ。飲んでみるとガスの香りがまるで違うんです! というか、ガスがめっちゃ出る! 何だこれ。ビフィズス菌でなしに宮入菌(酪酸菌)の効き目だそうですが、薬一つに入ってるモノの違いでこうも変わるのか、とこれまた感心。以降、ミヤリサン愛好者になってます。

 さあ、そこの若いの。おっさんの戯言とかいわずに、騙されたと思って整腸剤飲んでみな!

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