新シナリオ『走れ!メカウマ娘』雑記
「えー、新シナリオが始まってしばらく経ちました」
「やってみてどうだった?」
「まあ攻略法が出てから手を付けたのでアレですが……初っ端からビックリしましたね。いきなりUDランクの娘を育てちゃったんですよ。ちなみにマチカネタンホイザです」
「ほう、今までにそのランクまで育てたことは?」
「1回だけです。大豊食祭でダイワスカーレットを一人だけ」
「なのに初手でUDか、そりゃ驚くね」
「今日なんてマチカネフクキタルがUD3ですよ。まさかと思いましたもの」
「それだけステータスが伸ばしやすいのかな」
「うーん、ウマ娘によりけりなんでしょうかね。とりあえずシナリオ開始時にやってたキャンペーンに則って、逃げから追込まで一通り育ててみましたよ。差しはホイザでやったから、逃げと先行はマヤノ、追込はゴルシで」
「全部マヤノで出来るのに追込だけはゴルシか。君なりのこだわりかな」
「自分の中では追込=ゴルシですから。ただゴルシは何度かやってみたけど、UEランク止まりでしたね。何が良くなかったのかな。サポカの凸レベルとか、あるいは編成そのものか。もしかしたらキャラとシナリオとの相性もあるんですかねぇ」
「そこは上振れ・下振れもあるからな」
「確かに、フクキタルの時は驚くほど伸びるなー、って思ってたら行けましたからね、不思議なことに。上手く良い流れに乗れたのかな。だとしてもステータスは伸ばせますよ、これ。中・長距離向けシナリオという話だったけど、本当にその通りだなと」
「シナリオとしてはどうだったかね」
「全部の育成シナリオをやってないから何とも評し難いですけど、話の筋として結構良いのでは? 何のためにメカウマ娘が出てくるのかと思ってたら、元々ウマ娘だった博士が『また走りたい』という夢を叶える話だったと。結末も『メカを造り上げた仲間達と共に、この夢を叶えた』を表すものとしてライブを行う。なので、トレーナーとしては最後に一言『よくやったぞ、シュガーライツ』と声をかけるのが正解かもしれませんね」
「その意味は?」
「あのシチュで『やりましたね、博士』とは呼べませんよ。一人のウマ娘として見るんです。だから研究に参加した一人、としてではなくウマ娘のトレーナーとして接するのがいいのかな、と」
「君はまた博士を泣かせる気かね」
「いろいろ想像しちゃうんですよ、あの続きを。そう思える時点で、良い話だよねと」
「そこまで気に入ったのなら、いずれはゴルシでもUD以上を取れるように頑張るのかね」
「それがですね、嬉しい悲鳴といいますか、ウチのトレセン学園は中・長距離向けウマ娘が増えちゃって。何気なくガチャを回したら、いきなり出てきたミスターシービー!」
「あらら」
「かと思ったらビヨンド・ザ・ホライズン、トウカイテイオーが!」
「なら、誰を育てるんだい?」
「スンナリ選べるのなら、こんな悩んでませんよ……」