万代バスセンター名物のカレー……のレトルトを食べてみた
新潟のグルメ。
米や酒、へぎそばやタレカツ、ナポリタンてのもありますけど、身近なグルメ仲間の方々が揃って語るのは
「万代シティバスセンターのカレーライス」
だというんですね。
先の新潟行きでも、土曜や日曜の朝に「ここで『朝カレー』をキメてきた」と語る方々が結構いました。昨今は、飯時となれば行列が出来ているのだとか。とはいえ元々は御当地のソウルフード、かつ食通や旅慣れた人達にとっての「知る人ぞ知るスポット」がここまで有名になってしまうと、美味しいものだとしてもちょっと足を運ぶ気が失せるというか……
と思っていたら、新潟駅ビルのCoCoLoでこんなのが売ってました。
しかもご飯とセットで。あわせて1000円ちょっとだったかな。
まんま同じでなくとも、より近い味のカレーなら食べてみたくなります。
レトルトを湯煎で5分ほど。その間にご飯をチンしましょう。
よそってみると、こんな感じに。
なるほど、1.5人前です。よくあるレトルトカレーより、断然量が多い!
食レポをするにも、元のカレーを食べてないので再現度云々は語れないよなぁ、と思いつつ実食。
……うむ、辛い! しかし激辛ではない。確かに「中辛」と書いてある通りの辛さ。想像してたより辛かった。しかし、ご飯といっしょに食べると凄くちょうど良い辛さでした。
昨今市販されてるカレーは、辛くてもマイルドな、悪くいえば気取ったような感もあります。辛さと甘さ、そして旨さもぜひご堪能ください、とでもいいましょうか。
しかしこのバスセンターのカレーは「さあ、これでたくさんご飯を食べよう!」なんですね。何一つ気取ってない。あえて一番近い味を挙げるなら、かつて学校給食で出てたカレーです。あのテイストを辛くすると、このバスセンターのカレーそっくりになる。逆をいえばこの甘口が給食のカレー、なんですよね。
バスセンターのカレーは懐かしい味がする、なんて評判も聴きますけど、おそらくその元は給食ですね……そりゃ、並んででも食べたくなるわけだ。