高崎グルメ・シャンゴ風パスタ
よくテレビで御当地グルメを紹介する番組があります。最近はそういう番組ばかりだな、という気もしますがさておき。
そこでよく話題になるのが「高崎パスタ」です。
しかし群馬県民の自分は、そんなの全然知りませんでした。
そもそも出店エリアは県央部のみですし、我が家も外食は洋食屋さんへあまり行きませんでした。なのでソウルフードと言われてもピンと来ません。親がグルメだったら違ったのか。
とはいえ、先のような番組でそのお店を知り、かつ高崎・前橋エリアで有名とあれば興味も湧いてきます。ただその方面へ行く機会は多いものの、いずれもお客さんが多そうな時間帯でわざわざ行く気が起きず……ってこれ万代シティバスセンターのカレーと同じような思考回路になってるな。癖か。
ところが何の偶然か、食べる機会を得たのです。仕事終わりに用を済ませて、なら晩飯はどうしようかと調べたら、なんと至近距離にシャンゴの支店があったのです。こりゃ行くしかない。「群馬のソウルフード」とメディアで散々取り上げられた例のメニューを、食べてやろうじゃないの。
というわけで注文。「パスタ・シャンゴ風」
パスタとカツ! 炭水化物と脂質! 見た目は十分インパクトあります。
にしてもこのソースは? 甘さと香辛料が香る、謎の濃い焦茶色ソース。何だろうなぁ、カレーとハヤシライスが混ざったような。まあ食べれば分かる話。お味は……
あ、デミグラスソースかこれ。でも独特の香りと味がするな。
そこに粉チーズが絡んで実にまろやか。パスタとカツ、両方に合います。箸が、いやフォークが進むな。こりゃ美味い。ソウルフードと呼ばれるのも納得だ。
実際、群馬は米よりも小麦が強いですからね。二毛作で夏場は米、冬場は小麦を作る、てな光景はよく見かけました。おまけに名物に水沢うどん、館林うどん、ひもかわうどんと、これまた「うどん」が強い。煮込み料理の「おっ切り込み」もやはり麺類入ってます。そんな小麦文化から御当地パスタが産まれた、というわけでしょう。
なおパスタはSサイズで150g。最初なんでとりあえずこの量でオーダーしましたが、おそらく200gでも問題なく食べられそうです。
ただこのシャンゴというお店、デザートもなかなかそそられるものがありまして。その分のスペースも用意しておかねば、とちょいと迷います。
次回訪問時は別のパスタ料理+デザートで確定だな。