肉離れと猫の手術 5日目
猫の元気が少しずつ出てきた。
元々テンションが上がると甘噛みするタイプの猫だったのだが、
「ガブリッ」と甘噛みする場面が出てきた。
手術前は歩いていると足を嚙まれたりうっとうしいこともあったのだが
今は「元気の印」として愛おしい。
注目を浴びたくて、机の上の物を落とすこともよくあった。
イヤフォン、ペン、フィギュア、空になったお皿・・・
落としたものをじっと見て、そのあと人間を見てちょっと得意気にしている。
昨夜は息子が食べっぱなしにしていた飴を落として、得意そうにこちらを見ていた。
普段の猫に戻ってきている感じがして、うれしい。
猫コロナウイルスの値が高く、FIP(猫伝染性腹膜炎)を発症するリスクがあるのはずっと不安材料だが、温かく安心してゆっくり過ごせる環境を整えて、あとは猫の免疫力を信じるしかない。
明日は抜糸が予定されている。素人目に創部に異常が無いようには見えるが、無事治癒していることを祈る。動物病院で処置を受けるのは本当に嫌だろうけれど。この割烹着のようなエリザベスウェア姿を見られるのも今日のうちだ。
肉離れによる浮腫もだんだんと軽減してきている。
この一週間は肉離れになってしまった情けなさ・落ちこみと
猫の手術への不安で正直ふて寝のようにベッドに横になっていることが多かったのだが、びっくりしたことがある。
寝れば寝るほど肉離れが良くなっていくのだ。
ばかみたいだが、本当に痛みは軽減し、可動域が広がるのだ。
不調の時は休むしかない。回復力を信じて休めば良いのだ。