おじさんとの出会い
こんにちは。
髙井です。
毎日投稿していた熱量はどこへやら、すっかりサボっています(笑)
さて、今日は僕が大切にしていることを、ある方との思い出話に触れながら綴りたいと思います。
ある方というのは、母の友人である、おじさん。おじさんと初めて会ったのは、僕が小学3年生か4年生のとき。
何かの機会で、一緒に食事に行ったタイミングでした。
おじさんは煙草をよく吸っているみたいで、喫煙可能のお店に入りました。
話をしていても、グイッと入ってくる訳でもなく、口数の少ないおじさんに、控えめな性格だった僕はすぐに親近感を持ちました。
後々聞くとそのおじさんは、幼少期に父母と離別し、祖母に育てられたようで、以来、両親のことを良く思わず育ってきたのだそう。
僕の母は「あの人は寂しい経験をしてきているけど、心の芯が温かい人」と話していました。
僕が中学生になり、野球部に入部していた時は「おっちゃん、昔野球部でピッチャーやっててんで。キャッチボールしよか。」と言って、たまーに会ってはキャッチボールをしていました。
ノーコントロールの僕は、ちょくちょく後ろにボールを外らせてしまい、その度におじさんが取りに行ったのをよく覚えています。
おじさんは、「中学生の頃は、自分の実力に自信を持っていたけど、高校に入るともっとすごい奴がおった。」と話していました。
そんなおじさんは、プロ野球チーム「埼玉西武ライオンズ」のファンでもあり、一緒に野球観戦にも行きました。
三塁側スタンドあたりで観戦していて、当時不動の4番中村剛也選手が、レフトスタンドに特大ホームランを叩き込んだのを鮮明に覚えています。
あともう1つ、TVドラマの映画化作品である『ROOKIES-卒業-』も一緒に観に行きました。これも思い出です。
そんなこんなで、僕が大学生になると、おじさんは定年退職をする年齢になっていました。
そう言えば、最後に会ってからかれこれ2年は会っていないかも。
母に誘われる形で、おじさんと3人で食事をしました。
つづく