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GW、札幌への旅

例年GWは家族でどこかしらへ旅行をしているのだが、今年は札幌へ行くことになった。札幌なんて、と言ったら失礼だが、出張やら誕生日の旅行やら買い物やらで結構頻繁に訪れているのは確か。高速道路が今、厚賀まで通っているので日高地方からのアクセスもずっと楽になった。では、なぜ札幌か。それは姪っ子たっての希望でラグーンのプールに入るためである。

日高道から道央道へ。北広島で高速を下りる。息子が寄りたがっていたコーチャンフォー美しが丘店で買い物をする。前日夜、実家で明日のお昼をどこで食べるかという会議をし、月寒にある檍(あおき)というとんかつ屋か、菊水元町にあるえりも岬という回転寿司の二択に絞られていた。

会議の結果、えりも岬になった。理由は妹が歯の調子が芳しくなく、とんかつだと噛むのが大変だから。休日のランチタイムということで店内には待ち客が多数。僕らより後に来た人たちがスッと席に通されていて何だろうと思ったら、ネット予約ができるらしい。なるほど。大手チェーンではないのに先進的。写真は数の子だけど、それよりサーモンが美味しかった。

昼食後は特段用事はなく、ホテルへ直行した。ラグーンだから定山渓温泉?と思いきや、南区のアパホテル。GW真っ只中で、温泉宿はどこも埋まっているというか、空いてたとしても高くて我々庶民だとちょっと泊まれない。

ジジとババが藻岩山へ観光に行くというので、息子たちも付いて行ったが、僕はホテルに残り読書に耽ることにした。アルケミストは敬愛するバンドマン、細美武士が旅先で愛読していたというのを彼のブログで読んで以来、いつか読んでみようと思っていた本だ。

夕食はホテルの1階にロビーと連結した形である海へ、という居酒屋で食べた。今回の旅は珍しく実家の親父(ジジ)も一緒だったので、食事をしながら色々なことを話した。さっき藻岩山に行くときに運転したデリカが乗りやすかったとか、剣道の昔話、弟のところに生まれた赤ん坊の話などなど。話に夢中になっていたからか、カメラロールにはこの居酒屋での写真が一枚も残っていなかった。

ホテルが朝食なしプランだったので(やはり朝食もそれなりに高いらしい)、翌朝は早めにチェックアウトをし、近くの吉野家へ。定期的に絢ほのかに訪れていることで、吉野家と言えば清田店を利用する頻度が圧倒的に高い僕だが、どこへ行っても朝牛セットのご飯小盛、小鉢卵、しじみ汁変更を僕は注文する。美味しいと評判の唐揚げもいつか食べてみたいのだが、11時前は注文できないことになっている。基本的に朝に吉野家を利用する分、お昼に行くということがあまりない。

朝食後は今回の旅の目的であるラグーンへ。一度くらいは行ったことあるかもな、と思いながら建物内に入るも全くもって記憶が浮かんでこない。これは十中八九、初ラグーンである。サンパレスは何度もあるんだけど。というか、そもそも定山渓に泊まったこと自体あまりないな。定山渓に泊まるなら札幌市内に泊まってすすきので遊ぶ方を優先してしまう。なので温泉が第一の目的なら無意識に洞爺湖をチョイスしてしまいがち。洞爺湖の方が安いのかも。

息子も姪っ子も、一緒に入った妹二人も楽しんでいたようで良かった。僕と嫁さんはプールには入場せず高みの見物。スマホをポチポチ弄ったり、うたた寝をしたり。

プール終了時点では僕(ら)は何の運動もしていないし、普段は食べない朝もちゃんと朝牛セットを食べたので、まだお腹は空いていなかったのだが、白樺山荘の行列(まずは駐車場の空きを待つ行列)に並んでいるうちにちょうど良い腹の空き具合になっていた。

さすが有名店ということで、とにかく客さばきが素晴らしい。食券を渡してから待つスタイルなのだが、着席ほどなくして着丼。故に客の回転も早い。一番満身創痍だったのは駐車場係のお兄さんだったかな。味はもちろん美味しかった。個人的にはもう少しパンチが欲しいところだけど。万人受けすると言う意味でそれがちょうど良いのだなと思った。

そんなこんなで、天候にも恵まれ、事故もなく、GWの旅行を終えることができた。来年はこれに弟の家族も合流してどこかへ行ければいいな。息子が中学にあがれば連休中も錬成会の予定が入ってくる予定なので、実は来年がラストチャンスかも?

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