えんとつ町のプペル〜プペルバス〜
お笑いコンビ・キングコングのツッコミ担当、西野亮廣さんが手掛けた作品「えんとつ町のプペル」という絵本がある。
えんとつ町のプペルは2016年に発売され、2019年の時点で発行部数が40万部に到達している。
1万部売れれば大成功といわれる絵本市場では圧倒的な結果を出している絵本だ。
今なお絵本は売れていて、さらには現在東京で公演されている舞台「えんとつ町のプペルTHE STAGE」や、
2020年冬に映画「えんとつ町のプペル」の公開が決定している。
他にもVR、光る絵本展、幼稚園などなどその作品に共感した人たちがプペルを通して様々な形で展開し多くの人に愛される作品となっている。
さて、そんな絵本「えんとつ町のプペル」を通した活動の中にプペルバスというものがある。
プペルバスがある、というよりプペルバスを作った!が正しい書き方だろう。
プペルバスというのは、幅2m×長さ7m×高さ3mのマイクロバスの中に「えんとつ町のプペル」の光る原画(30cm×30cmの絵。背部からLEDライトを当て絵自体を光らせている)を載せた「移動式原画展」だ。
移動式図書館のようなものを想像して頂くと分かると思う。
先程、作った!と書いたがもちろん自分が作った訳ではない。そして、西野亮廣さん本人が作ったのでもない。
作ったのはこの方。
山口整骨治療院オーナー 山口修平さん。
山口さんはバスの運転手でもなければ(現在中型免許取得へ奮闘中!)、吉本興業のスタッフでもない。
西野亮廣エンタメ研究所というオンラインサロン経由で西野さんと会い、プペルバス構想を聞いて共感しバスを作る!って手を挙げた方。
そこからプペルバスを作るためにクラウドファンディングに挑戦してみたり、
FBグループを作って活動報告をしたり、
バスが完成した暁にはプペルバスイベントを全国で開催できるよう各県のサロンメンバーにイベント開催の話を持ちかけたり、
2019年11月にプペルバスが完成したらしたでバスが謎の故障を起こして年末年始に大慌てで千葉〜兵庫(イベント開催地)までレッカーしたら70万円かかって死んでいたりと…
波乱万丈すぎるスタートを切っている人がプペルバスの代表です。
自分も西野亮廣エンタメ研究所(オンラインサロン)に入会していて、各県ごとにプペルを好きな人が集まるFBグループの鹿児島グループに入っている。
ちょうど1年前に山口さんがプペルバスを作る!と言っていて各県のグループにプペルバスイベントを主催する人を探していた。
そこで自分が「なんか面白そう。イベント運営をやってみたい。」とぼんやり考えて手を挙げた。
という流れ(流れって程でもない)でこの度、「えんとつ町のプペル」プペルバスの鹿児島主催をすることになりました!!
イベント運営自体が初めての自分に本当に出来るのか?という圧倒的な不安もあるけれど、手を挙げて決まったものは決まったもの。
実は「プペル光る絵本展」は九州では熊本県、福岡県で行われたことがある。
これはプペルバスイベントではなく、もう少し大きいサイズの光る絵本の通常展示。
そして、鹿児島県では離島の奄美大島で2018年2月に光る絵本展を開催したが鹿児島県本土では開催されたことはない。
もちろん、イベント運営という今までやったことのない事への挑戦!という気持ちもあるけれど、
えんとつ町のプペルの光る絵本展の感動を鹿児島の人たちにも体験してほしい、
という気持ちが1番だった。
プペルバス鹿児島イベントを開催の情報をオープンにしてからというもの、
共同主催に手を挙げてくれる人がいたり、
ここで開催してー!と声をかけてくれる人たちがいたり、備品貸してください!とお願いして「いいよー!」と快く貸してくださる方がいたりと、本当に人の繋がりで成り立っていっていることを感じる。
ここ2ヵ月ほど企画書書いたり営業の電話したり開催希望の方とやり取りしたり、必要な備品を集めたりとそこそこ忙しくしているけれど、開催まであと半月。
自分が一番楽しみにしています。
2020年2月16日〜3月1日の15日間、
プペルバスが鹿児島を走ります。
霧島市初午祭を皮切りに、鹿児島県庁やドルフィンポート、湧水町や国分、鹿屋など県内各地で開催されます。
鹿児島県の広い県土はその場所場所に魅力があり、どこで開催してもきっと良いイベントになることでしょう。
色んな場所に行きます。
あなたの町にも光る絵本を届けられますように。