#メモ魔 というもの
SHOWROOM代表・前田裕二さんが新しいビジネス書を出版するそうだ。
タイトルは「メモの魔力」。
Newspicksなどの前田さんのインタビューではメモを活用した思考術が多く公開されている。
前田さんにとってメモは「自分にしかない視点を見つけ出すカギ」だそうだ。
ひと月ほど前から、幻冬舎の箕輪厚介さんとTwitter上で執筆→編集→執筆→編集のやりとりが行われている様子が伺えていた。
さらにその中で新刊書籍のタイトルをクイズで出題し、正解したフォロワー全員とランチに行く!という企画も数万件を超える反響があったようです。
そして新刊のタイトルが発表された今日、更なる企画が打ち出された。
それは、
メモの魔力を"皆で創る本"にする企画
どのような内容かということで、実際に前田さんのTwitterに掲載されているルール画像をご覧頂きたい。
冒頭にも書いてある通り、あなたの人生の軸を30文字以内で書き込んで名前(ハンドルネーム)・#メモ魔で呟くと、全て新刊に載せます!
という破天荒な企画だ。
タイトル予想企画で膨大な量のコメントが届いたなかで、さらにそれぞれの「人生の軸」を本に載せるというのは大丈夫なの…?
という疑問はあるが、前田さんと箕輪さんなら大丈夫だろうと2秒で結論が出た。
この企画をfacebookで読んで、まず自分の人生の軸ってなんだろう?と考えてみた。
人生の軸…
考えてみると、意外と難しい。
しかも30文字…
というか10文字すら出てこない…笑
ここ最近色々なイベントに参加したり本を読んだり行動したり数年前の自分とは違う日々を送っているなと思うことはあるけど、言葉にするとなると…
そもそも色んなことに能動的なってきたと思うけど、何がきっかけとなったのかを思い出してみた。
僕の場合、それはチームラボだった。
それまでは周りの目を気にして自分のやりたいことよりも相手に良く思われようとした行動ばかりしていた。
その結果、中途半端になったり都合よく扱われたりして楽しい日常とは言えなかった。
そんなある日、情熱大陸に出演していた猪子寿之さんを見て世界が変わった。
こんなに発想が面白い人がいるのか!
こんなに楽しいアートの世界があるのか!
それから猪子さんやチームラボに関する記事を読み漁り、ついには去年チームラボの常設展のあるシンガポールまで行ってデジタルアートの世界を体験してきた。
自分が楽しんでいなければ、相手を楽しませることはできない。
その時はそんなことを考えていた。
この出来事から今に至る自分の人生の価値観が大きく変わっていったと思っている。
自分の人生の軸。
僕は、
自分自身の「楽しい」を突き詰めていきたい。
として投稿した。
この#メモ魔の企画はとても面白い。
人生の軸を改めて掘り起こしてみると、
自分の原体験を思い出させられる。
今「#メモ魔」で検索すると、たくさんの人の人生の軸を見ることができる。
その人たちそれぞれが自分の人生ともう一度向き合って出した言葉なのだと思う。
これが本になるということが凄い。
12月24日発売の「メモの魔力」。
楽しみです。