【文章術】「道に落ちている石を1万円で売ってください」あなたならどう売る?
よく就活の面接で「このボールペンを1万円で私に売ってください」というものがあります。
あれは面接者の脳の発想力や適応力などを見ているのですが、あれってハードルがかなり低いとは思いませんか?
・すでに目の前にお客さん(役ですが面接官)がいる
・必要性や機能などの価値をお客さんが理解している
・安くてもお金を出して購入した経験がある(払った経験があれば、価値を感じれば人はお金を出しやすいです)
ではふと思った疑問ですが、相手が価値を感じていないものを売るにはどうすればいいのか?
そこで今日のメインテーマが「道に落ちている石を1万円で売ってください」
これは頭の体操にもなるので、ぜひ試してみてくださいね。
1万円で石を売ってみた
ではひとつの参考として、あなたに石を売ろうとしてみますので読んでみてください。
タイトル
「この石が、あなたの日常に少しだけ特別な瞬間を作ります。」
ただの石じゃない、この手触り、この形。
道端にある石のように見えるかもしれません。けれど、手に取ってみるとわかります。
手のひらに収まるちょうどいいサイズ感。
思わず触れたくなる滑らかな表面。
そして、自然の力が作り出した一つひとつ異なる形状。
何気ないこの石には、私たちが忘れがちな「自然の美しさ」が詰まっています。
暮らしに、さりげない癒しを。
デスクにそっと置いて、目に入るたびにホッとひと息つける瞬間を。
手に取って、その重さや手触りに集中し、ストレスフルな時間から少しだけ離れる時間を。
リビングや棚に飾ることで、空間に自然の温もりを添えるインテリアとして。
この石は、小さな存在ですが、あなたの日々に「心地よさ」をもたらす存在になるでしょう。
価格に込めた意味。
この石の価格は、素材そのもの以上の「価値」に基づいています。
それは、何千年もの時間をかけて自然が作り上げた造形美。
そして、あなたの暮らしに新しい「気づき」や「癒し」を届ける力です。
世界に一つだけの形。
この石は一つひとつ異なる表情を持っています。
だからこそ、あなたの手元に届くその瞬間から、それは「世界にたった一つだけの特別な存在」となります。
手に取る瞬間が、きっと特別な意味を持つでしょう。
この石は、ただの「物」ではなく、あなたの空間や心に小さな変化をもたらす「きっかけ」です。
数量は限られています。一つとして同じものがないからこそ、今手に入れる価値があります。
価格:1万円
手にする人だけが、その価値を実感できます。
ぜひ、この石とともに、新しい「日常」をスタートしてみませんか?
伝え方で「ただの石」にも価値を作れる
実際にお金を払うかはさておき、最初よりも興味が湧いてきませんか?
大事なのは嘘や誇張はせずに、石の価値を最大限様々な角度から伝えるということです。
しっかりと価値を言葉で表現してあげれば、ただの石でも魅力的に見えてきます。
ぜひ安く売られているものやタダで手に入るものを見つけたら「これを1万円で売るにはどうすればいいかな?」と考えてみてください。
あなたなら、どういったアプローチで売るのか?コメントで教えてください。