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ビールって自分でつくれるの?

最近急に気温があがってきて、外に出るとじとっと汗が額に浮かぶ季節となりました。ビールが美味しい季節の到来ですね・・・!蛇口をひねればビール、誰もが一度は願う夢ですよね。

そんな時に見つけたのがこの手作りビールキット。

「えっ、自分でビール作れちゃうなんて最高!」という気持ちと、「えっ、ビールを作るって、そんなことして問題ないの?」という気持ちが同時に芽生えました。悩んだ時はgoogle先生に聞いてみるのが一番、早速調べてみました。

ビールを作るのは違法!・・・というわけではない

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ビールキットでビールをつくるのは違法なのか、その答えは国税庁から明確に出ていました。

酒類とは、酒税法上、アルコール分1度以上の飲料をいいます。…(中略)…アルコール分1度以上の飲料となる場合は、酒類製造免許が必要になります。
…(中略)…(市販されているビールキットは)アルコール分1度以上にならないよう製造方法が取扱説明書に具体的に記載されていると思われますので、その注意書に沿って、アルコール分が1度未満となるようにしてください。

つまりアルコールが1度未満であれば作っても良いということです!でもそれはつまり最後にビールを薄めるってこと?安い居酒屋のビールみたいになりそうで嫌なのですが…

だったら思い切って製造免許とっちゃうのはどうだろう?ということで更に調べてみました。

個人で製造免許はとれちゃうのか?!

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こちらも国税庁の回答が出ています。

酒類を製造しようとする場合には、酒税法に基づき、…(中略)…製造免許を受ける必要があります。
…(中略)…製造免許を受けた後1年間の製造見込数量が一定の数量に達しているかどうか(最低製造数量基準、ビールについては60キロリットル)を審査し、これらの要件を満たしていれば製造免許が付与されることになります。

設備の基準はともかくとして、1年間に60kℓつくる必要があります。これは1か月だと5kℓ、500mlの瓶だと10000本の量となります。ひぇー、これは無理だ…。たとえ製造できたとしてもビール300本を毎日消費したらアルコール中毒になっちゃいます。

どうやら2018年の酒税法改正の際に、年間6kℓ以上の製造義務から60kℓ以上の製造義務に引き上がったようです。改正前に免許とっていた人は6kℓ以上の製造義務のままでよいようで、駆け込みで免許を取る人が増えたそうな。そういえばその頃からマイクロブリュワリーという言葉が流行り始めましたよね。いやー、1日30本なら何人かで一緒につくったらいけたかもしれないなあ。

改めてビールキットのコスパを考える

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アルコール度数はちょっと低めですが、ビールキットを使うとどのくらいの量ができるのでしょうか。キット自体は20000円で約5%のビールが約19ℓできるそうです。それを1%に薄めると約100ℓ、500mℓの瓶ビールが200本できる計算です。つまり1本あたり100円、めっちゃ安い!

ちなみに2回目以降はキットはいらず、モルト缶だけを買えば良いそうなので、3000円で200本、1本あたり15円となります。なんだか恐ろしい金額です…笑

1%以上になると違法になるので要注意ですが、友達集めてみんなで作ってパーティーをするのは楽しそうですね!

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