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しんりがく研究会「心理学における構成概念を見つめ直す──うつろう構成概念」#荒川出版会250327

本記事は荒川出版会主催の研究会 お知らせ記事です。申込はこちら

  • 参加費のうち、500円は発表者に還元されます。

  • 本研究会では、2024年9月6日に日本心理学会で発表された「日本の心理学界における構成概念の意味の通時的変遷―「心理学研究」誌における術語の使用文脈の変化に着目して―」を軸に、ご研究の経緯と展望についてお話しいただきます。

  • 書籍付チケットには「オンライン参加」のチケットも含まれています。

  • 【荒川出版会を応援!】オンライン参加 は、参加費の一部(300円)が研究会運営の活動資金となります。応援のほど何卒よろしくお願いいたします!(25/02/12追記)

2025年 第2回 しんりがく 研究会

このたび、心理学における構成概念に関するオンライン研究会を企画しました。

心理学では構成概念を扱うことが多いにもかかわらず、構成概念について理解しているかというと、そうともいえない状況です。言い換えると、心理学は、構成概念のヘビーユーザーではありますが、「構成概念とは何か」についてはあまり把握していないように思えます。

そのような中、自然言語処理を用いて構成概念(例えば、記憶)の意味変化を検討した研究が2024年9月に発表されました。

構成概念の意味が変化すると聞いてどのような印象を抱いたでしょうか。当然でしょうか。とんでもないでしょうか。変化するのであれば、心理学はどのように研究を積み重ねることができるのでしょうか。

本研究会では、同研究の発表者である西山さんをお呼びして、研究について詳しくおうかがいします。構成概念とは何か、どうすればよりよい使い方ができるのか、みんなで考える時間を作りたいと思います。

発表タイトル

理論と応用を両輪にしてうつろう構成概念を乗りこなす

発表者

西山慧(にしやま・さとる)
博士(教育学)。京都大学大学院教育学研究科助教。専門は認知心理学、記憶検索・忘却。近年は心理学の研究実践に関する研究にも取り組む。

※ 司会は仲嶺真(荒川出版会)が務めます。

日時と場所

2025年3月27日(木)19時〜21時
オンライン(Zoom)

発表概要

心理学は「パーソナリティ」や「態度」「感情」といった構成概念を利用し、人の心の仕組みに関する普遍的な理論を作ろうとしてきた。しかしながら、各地域で生じる社会文化的な変容の影響を受けて構成概念が変化していることを示唆する研究が蓄積しつつある。本発表では、自然言語処理を用いて過去50年における構成概念の意味変化を検討した研究について報告する。意味変化が生じていると研究結果を解釈した上で、発表者の心理学観を述べる。心理学の知見が蓄積されていくためには、理論と応用を両輪にして研究を進めることが重要だと考える。

チケット(税込)

  • オンライン参加:700円(500円は発表者に還元されます)

  • オンライン参加+書籍(期間限定) ※ お申し込みは3月14日9時まで

  • 【荒川出版会を応援!】オンライン参加:1,000円(500円は発表者に還元、300円は荒川出版会の活動資金にさせていただきます)

※ 本発表と関連する書籍を特別価格で販売します。
※ 書籍は荒川出版会より発表1〜2週間前頃に発送されます。
※ 書籍付チケットには「オンライン参加」のチケットも含まれています。

注意事項

  • 本研究会はZoomにて開催します。アプリをインストールしなくてもご参加いただけます(ブラウザからの参加可)。

  • 本研究会は記録のために録画させていただきます。外部に公開することはありません。

  • 本研究会はアーカイブ視聴にはご対応できません。あらかじめご了承ください。

  • チケット購入後のキャンセルはできません。あらかじめご了承ください。

  • 領収書に関しては、こちらをご確認ください。なお、弊団体には、適格請求書発行事業者登録番号(インボイス番号)はありません。

  • 下記に当たる行為が判明した場合は受講をその場で打ち切らせていただくことがございます。

    • 1枚のチケットの複数名利用

    • 研究会の進行を著しく妨害するような行為・発言

    • レジュメの無断配布・アップロード

    • 動画・写真の無断撮影・配布・アップロード

    • その他のお問い合わせについては下記にご連絡ください
      arakawa.press●gmail.com ※●は@に変換をお願いします。

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