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南米旅行記①サンパウロ

 南米を1ヶ月間旅行した。往復の航空券以外何も予約せず、行き先も宿も交通手段も現地に着いてから考える弾丸旅行だったが、そのときのことを書き残しておきたい。

南米旅行記①サンパウロ
南米旅行記②リオデジャネイロ
南米旅行記③イニョチン
南米旅行記④ブエノスアイレス
南米旅行記⑤イグアスの滝
南米旅行記⑥リマ・クスコ
南米旅行記⑦マチュピチュ
南米旅行記⑧サンティアゴ
南米旅行記⑨パルパライソ


 南米にパリ経由で向かう。早朝着・深夜発にしてトランジットの時間を使ってパリで1日観光。

 シャルル・ド・ゴール空港からサンパウロへ。

 人生初の南米大陸上陸。南米で最も利用者数の多い玄関口、サンパウロのグアルーリョス国際空港。

サンパウロ美術館(MASP)

 まず最初に向かうのはサンパウロ美術館。中世から現代まで切れ目なく体系的なコレクションが揃う。欧米以外でこれほど質が高いコレクションを持つ美術館は他になく、「南半球の奇跡」と呼ばれている。ブラジルの新聞王アシス・シャトーブリアンが第二次大戦直後の不況期に一気に買い上げたため、これだけの作品が1箇所に集まるのはまさに奇跡。

 サンパウロ美術館の最大の見所はこの部屋。ゴッホもゴヤもゲリラ・ガールズもブラジルの現代アートも、仕切りのないひとつの巨大な部屋に等価値に並列されている。

 誰の何という作品かはあえて表示されていない。キャプションはこのように作品の裏側にまわらないと読めないようになっている。

 作品の裏側はすべてガラス張りになっている。美術と制度について考えるのが好きなのでとても楽しい時間だった。

日系人街

 リベルタージの日系人街。40万人以上の日系人が暮らしている。

 地元でおなじみの日本食材店、丸海。いつ行っても混んでいるらしい。

 醤油や出汁の品揃えがすごい。

 BENTO HOUSE。お弁当ではなくセルフのバイキング形式のお店。寿司、焼きそば、春巻、チャーハンなどがある。

 SUKIYA。トマトソースやクリームチーズの牛丼がある。

 DAISO。レイアウトがほとんど日本と変わらない。この近くには「ブラジル日本移民歴史館」がある。

カテドラル・メトロポリターナ

 サンパウロ中心部、セントロ歴史地区にあるカテドラル・メトロポリターナ。ゴシック様式の建築、ルネッサンス様式の巨大なドームを持つ。

 南米最大の教会で8,000人入れるとのこと。

サンパウロ中心部の街並み

 是枝監督の『怪物』の上映会があるらしい。

 サンパウロの地下鉄は切符が紙のQRコード。自動券売機がなく窓口で買わなければいけない。全線共通で料金は一律なので、どこかの窓口に並んだ時にまとめて複数枚買っておくのがおすすめ。Bilhete Único(ビリェッチ・ウニコ)というSuicaのようなICカードもあるが、CPF(ブラジルの納税者番号)が必要なので買えない(はず)。

 サンパウロからバスでリオデジャネイロに向かう(6時間くらい)。ブラジル国内は基本的にバス移動のため、各都市に巨大なバスターミナルがある。

 リオ行きのバスは十数社が運行しており、バスターミナルには各会社のカウンターがずらっと並んでいる。値段はほとんど変わらないので、とりあえず一番早く発車する会社の窓口で席を予約する。オンライン予約サイトもあるがCPFの入力が必要だったので諦めた。

 窓口で聞かれるのはパスポート番号と電話番号、座席のグレードなので、あらかじめメモ用紙に書いて渡すのが楽。座席のグレードは「Leito(レイト)」一択。フルフラットに近く長時間の移動も苦にならない。「リオ! レイト!」と叫んでいれば窓口の人が察して席を取ってくれる。

 Leitoの座席。冷房がありWi-Fiも使える。

 20時、リオのバスターミナル(ロドヴィアリア)に到着。

 リオ五輪のときにできた路面電車で市内へ。疲れた~。明日以降どうするか何も決まっていない…。

南米旅行記①サンパウロ
南米旅行記②リオデジャネイロ
南米旅行記③イニョチン
南米旅行記④ブエノスアイレス
南米旅行記⑤イグアスの滝
南米旅行記⑥リマ・クスコ
南米旅行記⑦マチュピチュ
南米旅行記⑧サンティアゴ
南米旅行記⑨パルパライソ


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