iU授業論考 vol.1 「チームとは」※2021/4/22 Facebookより
昨日からはじめた、この「iU授業論考」。書いてみて気づいたことがある。
恐ろしく時間がかかる。
iUは、とにかく忙しい大学である。
起業するなら、これくらい当然でしょ?と言わんばかりの忙しさである。
私もこの後、授業の課題・広報委員会の説明会など、立て込んでいるので、iU授業論考を書くのは
「1時間だけ」と定めることにした。
1時間で今日の授業の論考をしなくてはならないので、必然的に授業を真剣に受講するようになる。
そういったメリットもあるので、1時間だけ書くという習慣をつけてみる。
Ⅰ.ソフトウェア設計・構築
1年生の頃から大変お世話になった、桐谷さんの授業。
非常にビジネスにも詳しい方なので、最初にソフトウェアを教えてくださると聞いたときは、とても驚いた。
それでは、今日の授業である、「プロジェクトを進める上での設計手法」について、論考をしていく。
1言でいうと、
「もっと早く受講したかった」である。
私は、一年生の頃から、公私ともに様々なプロジェクトに携わってきた。
そこで計画が破綻したことも何回もある。
Webライターとして私は活動もしているのであるが、
作業が深夜まで長引いたのは日常茶飯事だ。
また、広報委員として活動をする際、
「広報誌」をどれくらいのペースでやっていけば良いのか、
スケジュールの立て方、タスクの明確化など、全くできていなかった。
それを、このソフトウェア設計で1から学ぶことができた。
この授業は、1年生からやっておいたほうが良いのではないかと考える。
これからプロジェクトを進めていくことが多くなるiU生だからこそ、
必ず身につけておかなくてはならないスキルではないだろうか。
プロジェクトは、思い通りに行かないことが絶対だ。
チームで動くとなると、なおさらである。
チームで動くときには、「チームワーク」というのが大切だ。
しかし、チームワークと一概に言ったところで、必要なスキルも変わってくる。
そこで桐谷さんの授業では、
「チームに思想を共有する」
ということをお話されていた。
プロジェクトマネージャーは、チームのモチベーション維持のため、
思想なども共有する必要がある。そうしないと、
「なんでこれやる必要があるの?」と考えてしまい、全く仕事に手がつかなくなってしまう。
「何も考えずやれよ」というのは、プロジェクトを進めていく上では暴論である可能性が高い。
最近は、自分の思想、哲学を共有することによってチームを構成しているところが増えてきた。
芸人で言ったら、キングコングの西野亮廣さん、オリエンタルラジオの中田敦彦さんなど、
思想や情熱に共感したからあれだけの人数を集めてチームを作れている。
プロジェクトがどう進んでいくのか、明確化させる必要もあるし、
そのタスクにどれだけの時間を使い、いつまで終わらせるのかという、「5W1H」も大切だ。
しかしそんななか、思想や情熱といった、感情に訴えかけるものが人を集めることだと考える。
今回のソフトウェア設計では、プロジェクトの組み立て方について、詳しい技法をいくつも学んだ。
それを利用しながら、後はどういう思想をもって活動してくのかを考えていく必要がある。
Ⅱ.ビジネス英語実習Ⅲ
今回から、イノプロの発表を英語でやるという課題が始まった。
授業内で私はトップバッターを努めた。
そこで痛感した。「英語力」の無さを。
実際の資料を使った発表は自分の中では手応えがあった。
しかし、栗田さんからの質疑応答に答えられなかった。
聞かれた質問の意味もわかる。今までイノプロに関わってきたから、答えることも出来る。
しかし、「英語」というフィルターを挟むと、極端にできなくなってしまうのだ。
私のときの質疑応答では、うんうん唸る私の声がzoomミーティングという仮想の空間を占めた。
全身から汗が止まらない。
なにか答えなければいけないのだけれど、英語で出ない。
この歯がゆい状態がずっと続いた。
今は猛省している。
本当に自分は一年間iUで英語をやってきたのか?
その英語力はこんなものだったのか?
現実を突きつけられた。
それと同時に、英語に対してもう1回向き合おうと考える。
日本語でもよく分かるように、
「咄嗟に」でなければ、会話は成立しない。
会話が成立しないと、ビジネスなど出来るはずもない。
だったら英語力を身につけるしかない。
英語力とはなんだろう。
軽く言ってしまえば、
英語を使って
「書く」、「聞く」、「読む」、「話す」ことができることだ。
これは日本の政府も掲げていることである。
主観的に踏み込んで考えると、
「英語を通じて多文化の理解をして外国のかたとよりよい関係を作る為の力」
ではないだろうか。
「書く」、「聞く」などの技能は、「技能」というくらいで、いわばツールだ。
そういったツールを学ぶだけでは、正直英語力がついたとは言えないのではないだろうか。
iUで学ぶということは、ビジネスに使わなくてはならない。ビジネスをするには、
「相手のことをいかに理解できるか」ということが重要になってくる。
そうしないと商品やサービスが売れないからだ。
ということは、iUで英語力を身につけるということは、
英語の「書く」、「聞く」、「読む」、「話す」技能を通して、
多文化を深く理解し、相手とよりよい関係を作る
がゴールなのだと考える。
じゃあ、これからどういった具体的な方法を取り、iUで英語と向き合っていけば良いのか。
まず、4つの技能は身につけて当然の状態でいなくてはならない。
3年、4年のカリキュラムの中には、「宗教論」や、「多文化理解」という教科もあった。
であれば、やらなくてはいけないのが4技能をとにかく2年までに習得することである。
方法はいくらでも転がっている。
もしわからなかったらiUの教授に聞けばいい。
「場」が整っているからこそ行動していく必要がある。
Ⅲ.ビジネス英語Ⅲ
3限は、Joeの英語の授業。
2年生になり、多くの授業を受けてきたが、一番変わったと思えるのが、「英語」である。
1年生の頃から、iUの英語学習は、英語"を"学ぶのではなく、英語"で"学ぶということを、
教え込まれた。1年生のころは、あまりそれを感じられなかった。
高校生から上がってきて間もないということもあるし、なによりコロナが与えた影響が大きかった。
そんなわけで、エッセンスの中には高校英語の延長というところが少しはあったように考える。
しかし、2年生になって、よりビジネスに特化した英語での学習が進められている。
大きく言うと、英語でチームビルディングをしているのである。
自分のiU生としてのペルソナを作り、チームにどう貢献できるかを考える。
その上でどういったサービスを構想するのかということを
"英語"で進めていくのである。
ここでも、英語でというところがミソだ。
まさに英語"で"学んでいる。
そして、チームでのワークが主な活動になっている。
一年生の前期でやっていたイノプロを、英語でやっているようなものだ。
チームのことを理解し、それに合わせてプロダクトを作成していく。
本筋は変わらないが、英語という要素を加えるだけで大きく異なったものに見える。
これが「言葉の力」かと思い知らされている。
本日の授業を通して、「チームとはなにか」ということを考えることとなった。
プロジェクトの設計を学び、英語でチームビルディングをしてみて、
チームで本当の力を発揮するにはどうしたらいいのか?ということである。
先日の久米さんのイノプロの際に、
「これからは、オーケストラ型の組織構造になる」
というお話をされていた。
社長が指揮棒をもち、それぞれのプロが自分の技術などを持ちよって組織を構成する。
社長はどこが大きな音が出すぎているかを見極め、指示をし、
「最高の調和(ハーモニー)」を作り出すということだ。
この構造にもなってくるであろう。しかし私は別の考えも持っている。
これからは、「鬼滅の刃型組織構造」になるのではと考える。
いままではワンピース型であった。
一人の社長(ルフィ)が、大きな夢を持ち、たびに出る。
そして仲間たちもルフィの目的に共感しながらもそれぞれの夢を持ち、一緒に冒険に出かける。
この構造だと、社長がトップでその他社員という構造になる。
自動車産業などがわかりやすいかも知れない。
しかし、「鬼滅の刃型」は、
大きな意思や情熱を全員が共有するところまでは同じである。
しかし、それを遊郭や、列車と場所が変わるごとに「リーダー」が変わる。
たとえ一番のリーダーである、産屋敷がいなくなったとしても柱や炭治郎らがその意志を引き継ぎ、
鬼と戦い続ける、問題を解決し続けるという組織構造になっている。
ワンピース型の軸は、社長、つまり「ルフィ」である。しかし、鬼滅の刃型の軸は、「意志・哲学」がある。
つまり、実態がない。
1時間経ってしまったのでこれくらいにするが、組織の構成は時代によって変わってきている。
ここまで出てきてはいるものの、もう少し私も考えを練る必要がある。
ということで、チームに対して考えた授業であった。
それではまた次回。
(1時間て短い...。)
「ワンピース」、「鬼滅の刃」ファンの皆さん、
私の書いたことは、暴論であるかも知れません。
あくまで私の「考え」ですので、「ふーん」くらい軽く読んでいただければ幸いです。
iU授業論考 vol.1
完
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