風に当たっているとお腹のあたりから不安な気持ちがわいてくる
今年は涼しいな~と思っていたのは大間違いで、やっぱり夏は暑かった。
夏の風物詩と言えば、風鈴と蚊取り線香、そして扇風機とスイカがおなじみだと思うけど、この中で一つだけワタシがニガテなものがある。
それは せんぷうき だ。
扇風機がニガテなのは、若かりし頃につけっぱなしで寝たことにより、脱水症状を起こしたことがあるから。
ではない。
でもあの時は、深夜にものすごい吐き気と腹痛で目覚めて、冷や汗も止まらなくてちょっと、冗談抜きでこの世からサヨウナラしてしまうかと思ったよね…。
自分を手放してしまうかと思ったそのとき「これは脱水症状じゃね?!」と思い、すぐさま水分補給をするためにジュースを飲んだあの時のワタシは、冗談抜きでワタシの命の恩人だ。そんな恩人にはいくら感謝してもしきれないので、あの日以来、ワタシはワタシが快適に過ごせるように、おやつとアイスの貢物を欠かしたことはない。(←
みなさまも、扇風機の風に当たり続けて寝ると大変なことになるのでお気をつけて。
と、話がそれてしまったけど、扇風機がニガテな本当の理由は、風に当たり続けることがニガテだからだ。
春や秋なんかは、窓を開けて家の中に風を通すけど、微風なら大丈夫だけど「風」と認識できるレベルの風量になると思わず窓を閉めてしまう。風に当たっていると涼しいし快適なはずなのに、だんだんと何となく不安になってくる。
ただ単に風が吹いているだけなのに。
外で風が吹いているときは、はじめはとても嬉しい。
なんなら「おぉっ!風吹いてるじゃん!」とちょっとテンションがあがったりもする。でも、しばらく風に当たっているとやっぱりいたたまれないような気持ちになって、不安になってくる。移動中だったり、他の人と喋っていたりすると、外の風に気を取られることが少なくなるので大丈夫度は高い。
室内の風は気を紛らわせにくいから、窓から入ってくる風であれ扇風機の風であれ、あんまり大丈夫じゃない。でもエアコンの風はまた別で、あの風は不安が湧き上がってくる前に体を一気に冷やすので、お腹に感じるのが「不安」ではなく「痛み」となり、嬉しいような悲しいような…。正直言うと、不安も痛いのも両方ちょっと勘弁してほしい。
まぁ、室内でも大丈夫じゃないとはいえ、その場にとどまることは出来るので「不快な感じ」レベルで「日常生活に支障をきたす」レベルではないのが救いかもしれない。
ただただ風に不安をあおられるだけでは悔しいので、不安を感じそうになるたびにワタシはいくつかの仮定をたてる。
お腹が痛いときに、思いつく限りの悪事(w)を神様に懺悔するように。
信仰のかけらもないワタシに懺悔されても神様が聞いてくれるかどうかは不明だけど、謝らずにはいられないあの気持ちのように。無意識化で仮定をたてる。
〇前世、風に押されてしまった勢いで前を歩いていた人を崖から突き落としたバチが当たっている
〇前世、腕毛に対してなにか失礼なことをしたのでバチが当たっている
〇前世、カツラかなにかを風に吹き飛ばされてしまい困っている人を見て、馬鹿笑いしたことによるバチが当たっている
(´Д`) サンバンメ ガ ノウコウ
そして、もっとまじめに考えた方がいいかもしれないと、これを書きながらものすごく今反省している。