笑みがこぼれる飲食店経営を目指すSmile Free 10
「ありがとう」の効果
いつも笑みがこぼれる飲食店経営を目指す、
笑顔でお客様を包み込み温かな雰囲気があふれる店舗
その雰囲気に導かれてファンが増え続けていく
一日の営業が終わり、売上集計をすると思わず笑みがこぼれる飲食店
目まぐるしく変化する飲食業界の中で、その様な飲食店経営を目指すためには
今「進化」が必要。その事を共に「考え」「共感」出来る方々に発信しています。
前回は伝説の人神「仙台四郎」の話を元に「笑顔」が人を引き付ける。
「笑みのあふれる店舗は繁盛する」お話を致しました。
しかし、我々の飲食店の仕事は常に「笑顔」を携えて仕事をするには大変な業務が満載です。多くの作業を、チームワークを通してこなさなくてはいけない仕事です。ちょっとしたことで「摩擦」が生じ「笑顔」が消えてしまう事が多々あります。
どうしたらスタッフの皆さんが常に「笑顔」で作業に取り組み、お客様にも「笑顔」になって貰う事が出来るでしょうか?
ここに飲食業がピープルビジネスである所以の大きな課題があります。
「笑顔」が自然に出て「笑みがこぼれる」環境になる為には
良好な人間関係の構築が絶対不可欠な要素です。
スタッフさん同士が良好な人間関係で結ばれていなければ、その雰囲気はお客様に伝わり
「また、来たい」とういう気持ちにはつながりません。
この原理原則は飲食業に限った事ではありませんが、最もこの要素が求められる業種は飲食業と言っても過言はありません。
それでは、良好な人間関係でチームワークを構築する為には何が必要でしょうか?
多くの事が言えますが、まずは職場で耳にする「ありがとう」の数がどのくらいあるかでその成否が左右します。
ネットを見ると「ありがとう」の効果については色々と説明されています。
いくつかを抜粋で紹介すると
① 人は感謝されると幸福度が上がる
② 他社からの肯定で帰属意識がアップする
③ 社会的なつながりを強く意識する様になる
④ その結果職場の雰囲気が前向きになる。
伝える側にも効果があると言われます
① 他者への肯定的な感情が満足感をアップさせる。
② その満足感を通してチームワークが強固になる。
実際にこの様な組織運営上の効果だけでなく多くの研究が成され、「ありがとう」は、がんの治癒にもが効果があるという内容のブログ記事なども見当たります。
しかし、ここでしっかりと把握しなくてはいけない事は「ありがとう」の言葉自体に効果があると言う事では無い事です。英語の「Thank You」韓国語の「감사합니다 カムサハムニダ」にもあると言う事です。
つまり、人に感謝をすると言う行為によって人から発生する波動が人を気持ちよくし、幸福感を与え、また、感謝を表した人も血液が再生し気持ちよくなり、幸福感を得られるのです。
例えば
2つの植木に、一つには毎日「ありがとう」と声をかけて水をやり、もう一方には何も言わず水をやり続けると、「ありがとう」と声をかけた方が、成長が早かった
という実験や
2つの水を用意して、一つには「ありがとう」を含むポジティブな声をかけ、もう一方には
「ばかやろう」を含むネガティブ声をかけて、その後に、それぞれを顕微鏡で観察したところ
ポジティブな声をかけた方は結晶がきれいに揃っていて、ネガティブな声をかけられた方は結晶がぐちゃぐちゃに崩れていた
という実験結果もネット上で見られます。
言葉を理解しないこの様な物質が影響されるという事は、「ありがとう」を含む肯定的な言葉を発する時に人間から発せられる「波動」がその様な効果をもたらすのです。
常にこのよい「波動」がお店に漂っている事が、「笑み」を生み、またその「笑み」からも
よい波動が発生し、増幅して、お客様を気持ちよく包み込み、その波動が外にも流れ出す事で人が引き寄せられるのだと私は長年の経験から確信しています。
これは直接お客様と接するホールでサービスする人だけに必要な事では無く、料理を作る側にもこの波動が大きく影響します。ピーク時間お客様が来店されて多くの注文が入っても「ありがとう」という気持ちで作る料理と、オーダーに追われ「またオーダーが入った。いい加減にしてくれ」とネガティブで作る時の料理の味は違うものになるでしょう。ネガティブな言葉、思いでいると悪い波動が素材の細胞を崩してしまい、味が台無しになるからです。
実際にこの波動が強く働くと不思議とお客様が来る日を私は体験しています。
月末最終日 あと35万で予算達成と言う状態の日、平日の平均売上は30万程度、すこし頑張らなくては達成しません。
朝礼で何とか予算達成しようとポジティブに声をあげ、「ドリンクのおすすめ」や、「後一品追加オーダー頂きましょう!」とスタッフ巻き込んで盛り上げて臨んだ営業
スタッフもその気になって前向きに営業に臨んだ日、不思議といつもの平日とは違いお客様の来店が多い、気づいて見ると売上は35万円を超えて予算達成。
という事が実際にあったのです。その時は不思議と思いましたが、後にこれらの事を学び確信と変わったのです。
また、この肯定感の強い波動を持った人が来ると「不思議とお客様が来ると言う」事もあります。仙台四郎も同じような波動を携えていた人物なのでしょう。
「ありがとう」を漢字で書くと「有難う」 有り難き事を私の為、みんなの為にしてくれて感謝!その心づかいがよい波動を生み「笑みがこぼれる」のです。
良好な関係のチームワークを作る事
これが飲食店における最大のテーマです。
簡単な事ではありませんが、スタッフがお互いに「ありがとう」と感謝しあい、良好な人間関係の中で、笑顔でお客様を迎え入れる。
その体制を作れるかが最終的な勝負です。
引き続きこの課題について考えて発信して行きます。
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